奥飛騨トレイルラン(2023年、岐阜県)~貴重な原生林の中のトレラン

2023年6月25日(日)、奥飛騨トレイルラン(岐阜県)に参加してきました。

アクセスと宿泊

高山駅周辺のホテルに前泊。バスタ新宿から高速バスで高山濃飛バスセンターへ移動。

写真を撮り忘れましたが、移動途中の中央道、諏訪湖、松本を過ぎてからの山道から眺める渓谷、平湯温泉に至るルートは、とても目を楽しませてくれ、5時間弱の移動時間は退屈しませんでした。

この時期、ホテルは直前でも割と予約し易かったですが、高級ホテルかホステル(ドミトリー)かという感じで、中間の価格帯にあるビジネスホテルはあまり多く出ていませんでした。

スタート会場にて

スタート会場であるひだ流葉スキー場へは、高山濃飛バスセンターから路線バスで移動。

切符はセンターの切符売場または自販機で紙の切符を購入。流葉温泉・スキー場までの料金分の切符(料金表示のみ、行先表示はなし)を往復分買っておくのが吉。

古川・神岡線の停留場所から約40分です。スタートに間に合うには、6時40分発のバス一択。寝過ごしたりして遅れないように要注意です。

流葉温泉・スキー場に到着。会場が見えないので少し迷いますが、バスが来た方向へ少し戻り、右手に折れて、山の方に少し上ります。

奥飛騨トレイルラン2023

Mプラザ・流葉温泉という、三角屋根がふたつ並んでM型に見える建物がすぐに見えます。そこに更衣室と荷物預かり所がありますが、先に受付を済ませるべく、Mプラザの前を通り過ぎて、会場の方に向かいます。

奥飛騨トレイルラン2023

この日は見事な青空が広がり、走る気満々のランナーたちの熱気が溢れる感じでした。

奥飛騨トレイルラン2023

レースの様子

いよいよスタート。ランナーたちはツワモノぞろいに見えて、少し圧倒され気味・・・

奥飛騨トレイルラン2023

コースは以下の3つ。私は28kmコースに出場しました。
・約28km・累積標高差1071m
・約12km・累積標高差735m
・約3.5km(小学5~6年生限定)・累積標高差150m

奥飛騨トレイルラン2023

ゲレンデの麓を横切り、森の中へ入っていきます。

奥飛騨トレイルラン2023

まだ集団がかたまって、そんなにスピードは出ないはずですが、みなさん意外とペースが速い。ついていけるか不安・・・

奥飛騨トレイルラン2023

しばらく、眺望が開けた気分の良いトレイルが続きます。

奥飛騨トレイルラン2023

樹々の間を走ります。陽射しがこぼれてきて、アップダウンも余り無く、気分上々です。

奥飛騨トレイルラン2023

第1エイドに到着。少し暑いので、しっかり水分補給をします。

奥飛騨トレイルラン2023

流葉山の山頂に到着。標高1423mくらい。眺望が素晴らしいです。

奥飛騨トレイルラン2023

しばらく見とれて過ごしました。

奥飛騨トレイルラン2023

ふたたび樹々の中へ。樹のトンネルみたいなところを通過。

奥飛騨トレイルラン2023

急に眺望が開けて、ゲレンデが出現。気持ちよく下っていきます。

奥飛騨トレイルラン2023

ふたたび樹々の間へ。

奥飛騨トレイルラン2023

第2エイドに到着。ここで約12km地点。

奥飛騨トレイルラン2023

少しの間、原生林の中を走ります。普段は入れないところ、この大会のために特別に許可を貰ったそうです。

奥飛騨トレイルラン2023

貴重な原生林の中のトレラン。せせらぎの音や静寂な雰囲気を味わいながら走ります。

奥飛騨トレイルラン2023

第3エイドに到着。約14.5km、ほぼ中間点。ここから復路となります。そろそろ疲れが出てきました。暑さも結構来てます。

奥飛騨トレイルラン2023

第4エイドに到着。第2エイドと同じ場所。ここで約20km地点。ここまでに来る途中、往路と交わって三叉路となっている分岐あり。しばらくひとり旅だったので少し迷いましたが、右側へ曲がるのが正解。

奥飛騨トレイルラン2023

ふたたびゲレンデへ。ここからは下り基調。気持ちよく飛ばしますが、そろそろ脚が攣り始め・・・

奥飛騨トレイルラン2023

最後のエイド。ここでしっかり水分補給。残り6km弱。あとひと踏ん張りです。

奥飛騨トレイルラン2023

ここから最後の”激下り”。斜度が急過ぎて、脚への負担が過大。途端に攣りはじめ、芍薬甘草湯を飲みながら、できるだけゆっくり、そろそろと下ります。そうやって脚を攣って苦しんでいるランナーが続出・・・

奥飛騨トレイルラン2023

”激下り”が終わると、国道に出るまで、少し緩やかな下りのコースが続きます。本来は走り易いはずですが、もう脚を消耗してしまって、踏ん張りが効きません。転ぶようなところでないのに転んでしまうランナーもあり、コースの厳しさを物語っています。

いよいよ国道へ。少しだけウォーキング指定区間があり、ふたたび森の中へ。あとは少しだけ下り基調の、とても気持ち良い樹々の中のトレイルを走ります。

奥飛騨トレイルラン2023

途中で地元のおばあさんに「どのくらい走ったの?」と声を掛けれ、「28kmです」と答えたら、目を丸くされました。そこからあと約1km弱。残りの力を振り絞ってラストスパート、ようやくゴールです。

奥飛騨トレイルラン2023

ゴール後、ラストスパートをかけすぎて、少し気分が悪くなりました・・・もらったポカリスエットが暑さでぬるくなっていました。想像以上に暑くなっていたようです。

トレランのあとは、着替えるのがたいへん。脚が攣らないよう、恐る恐る靴を脱ぎ、靴下を脱ぎ、タイツを脱ぎ・・・

流葉温泉というだけあって、Mプラザの中に温泉施設あり。気持ちよく入浴して帰ることができました。

 

今日もお読みいただいて、誠にありがとうございました!

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