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白山白川郷ウルトラマラソン(岐阜県~石川県、2018年)~暴風雨と自分との闘い

先に速報しましたが、改めて、先日(2018年9月9日)参加した白山白川郷ウルトラマラソン(岐阜県~石川県)のレポートを記します。

アクセスと宿泊

早朝5時スタートなので、地元でない限り、前泊は必須。

今回は、空路で羽田から小松空港に入り、リムジンバス金沢へ、宿泊金沢駅周辺にとり、そこからツアーバスでスタート地点の白川郷に向かいました。

宿をドミトリーにしたので、このプランがいちばん安くて楽な選択でした。

リムジンバスは飛行機の到着時刻に合わせて出発なので余裕。ツアーバスが金沢駅を24時出発なので早めに宿に入って就寝。

ツアーバスは途中で温泉施設に1時間半ほど立ち寄りますが、バスの中で寝ていてもOK。このツアーバスが良いのは、受付を代行してくれ、バス内でゼッケン等を配布してくれること。当日は雨なので助かりました。

スタート会場にて

スタートまで雨模様だったので、レインウェアを羽織って、バスからスタート会場へ。

更衣室のテント内は部分的に雨漏りしていて、ウェア等が若干濡れてしまいましたが、その後の雨中でのレースを考えると、全く問題になりません。

荷物預けは、ゴール地点へは透明のビニール袋、中間地点へのデポ用には白色のビニール袋を、それぞれの地点へ向かうトラックに預けます。

出走者は全部で900名ちょっと。トイレは若干並びましたが、大したことはありませんでした。

スタートの準備をしていると、シューズを無くした人がいるとの会場アナウンスが。ホカオネオネのクリフトン3(青色)を、どうやら誰かが履き間違えて持って行った様子。私はホカオネオネのクリフトン4(灰色)なので無罪。結局どうなったのかは未確認のまま。無事に出走されたことを祈ります。

レースの状況

スタート時は気温16℃とのこと。まだ暗い中のレース開始となります。スタートゲートのポールが光って綺麗です。

白山白川郷ウルトラマラソン2018

総勢900名ちょっと。後方に並びました。

白山白川郷ウルトラマラソン2018

側溝にはまらないように、とのアナウンスがあり、足元に注意しながらスタート。今回は走るのに注力し、以降の写真は少なめです。

白山白川郷ウルトラマラソン2018

しばらくは暗くて、どこを走っているのかわかりませんが、徐々に空が白み始めると、美しくて素朴な白川郷の合掌造りが、山々をバックに迎えてくれます。

白山白川郷ウルトラマラソン2018

しばらくは軽くアップダウンがありますが、徐々に登り坂に。そして、ホワイトロードの入り口に到着。

白山白川郷ウルトラマラソン2018

ホワイトロードをくねくねと曲がりながら高度を稼ぎます。スタートからすぐに雨は止み、曇り空ながら、見える景色は絶景が続きます。

白山白川郷ウルトラマラソン2018

17~18kmでコース最高地点に到達。ここまでは、体力を温存しつつも、時間内完走のため、そこそこ頑張らねばならず、最初の難関です。

白山白川郷ウルトラマラソン2018

三方岩トンネルを抜けると、長い下りが始まります。つらかった登りの後、気分的にも楽になり、風を切っての快走ができて、景色を楽しむ余裕も生まれます。

白山白川郷ウルトラマラソン2018

写真撮影は極力控えましたが、姥ヶ滝は絶景で、気まぐれで撮影。でも、看板しか写ってませんね・・・

白山白川郷ウルトラマラソン2018

その後は、しばらく撮影はお休み。ホワイトロードをくねくねと曲がり下って行きます。途中、山肌を清水が滝のように流れている箇所がところどころあり、顔を洗ったり口をゆすいだり、一服の清涼剤となってくれました。

エイドにはバラエティに富んだ食品がいろいろ。バナナ、ソーメン、スープ、そば、チョコは助かりました。アンパンが多かったですが、これも結構エネルギー源になってくれたと思います。

前半は結構元気で、エイドの食料もパクパク食べていたのですが、次第に風雨が強くなり、疲労も蓄積されて、コース状態も心身も厳しい状況になっていきます。わりと頻繁に出現するエイドの皆さんに助けられながら、レースを続けます。

ホワイトロードのアップダウンも、ここにきてダメージとして現れ始めたような気がします。エイドの食料が徐々に喉を通らなくなり、徒歩も増えてきました。

手取川沿いに出て、70km地点で久しぶりの撮影。半分を越えていますが、残り30kmが絶望的に長く感じられる心理状態。どんどん走れなくなってきました。

白山白川郷ウルトラマラソン2018

70~90kmにかけて、風雨も次第に強烈に。最初は追い風気味だったのが、右横から吹き付けるようになり、身体ごと持っていかれそうな突風もたびたび。

ちょっと前から嘔吐感が出始め、我慢していたのですが、75km付近でとうとう吐いてしまいました。こうなると、あとは何を食べても吐くだけなので、残り25km、何も食べずに進むことを決心。

当然、エネルギー切れの状態で進むため、多くの距離を徒歩で進みます。座り込んでの休憩をはさみながら、徐々に徐々に前へ。疲労の限界が来ているせいか、とにかく眠気がおそって来ます。眠りに落ちそうになりながら、フラフラと進み続けます。

90kmを前にして海岸沿いに出ましたが、この区間が最悪に風雨で痛めつけられる場面でした。ほぼ向かい風、足元は水たまりの連続、レインウェアを着ていても身体は濡れネズミ。歩くと身体が冷え切ってしまうため、走らざるを得ないという、とても厳しい状況です。

白山白川郷ウルトラマラソン2018

90km前後、記憶も定かではありませんが、公園の公衆トイレで、とうとう横になり、しばらく眠ってしまいました。どのくらい寝たかはわかりませんが、寒さで目覚め、ふたたび出発。

その後も、ふらつきながらではありますが、歯を食いしばって前に進みます。少し寝たせいか、ちょっとは走れる状態に。残り5kmくらいになってゴールが見えてくると、徐々に元気が出てきます。鼻歌を歌って無理矢理自らを鼓舞しながら、できる限りの走りを続けます。

残り1km、ラストスパートをかける体力は残っていませんが、できるだけ笑顔でゴールできるよう、最後の力を振り絞ります。ゼッケン番号と名前を呼ぶアナウンスが聞こえると、思わず顔がほころびます。レインウェアの前を開け、胸のゼッケンを誇らしげに叩きながらゴール。

苦しかったレースがようやく終わりました。

白山白川郷ウルトラマラソン2018

ゴール後、荷物受け取りに体育館に入ると、ボランティアのみなさんが拍手でお出迎え。スターになったような気分で手を振ります。

更衣室には温水の出るシャワー設備があって、冷えた身体にはとても助かりました。着替えた後は、松任駅行きのシャトルバスへ。あとは宿に戻り、すぐ眠りに落ちてしまいました。

レースの結果と反省点

今回、GPSウォッチが途中で電池切れに。地図データの記録に失敗していました。以下、記録できた80km過ぎまでのラップを貼り付けます。

白山白川郷ウルトラマラソン2018

これを見ると、ペースがあまりにも乱高下。このペースのムラが、無駄なエネルギー消費を招いているかもしれません。如何にイーブンペースで進むかが今後の課題です。

併せて、やはり吐き気対策。相変わらず良い方法が見つかっていません。ただ今回は、予想外に途中まで元気に食べられた方だと思います。

食べられなくなったのは、疲労の限界による消化不良、というより胃の”活動停止”、という感じがしました。すると対策は、限界まで疲労しないことかと。50kmよりもっと手前で、大休止を挟むのが良いのかもしれません。

今日もお読みいただき、ありがとうございました。

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