四万十川桜マラソンの後は、龍馬に逢いに桂浜へ

四万十川桜マラソンの翌日、龍馬像を拝みに、桂浜へ向かいました。

高知駅北側のバスターミナル5番乗り場から、桂浜行きが約1時間毎に出ていました。片道690円の後払い、所要時間は40分くらい。普通の路線バスなので、途中途中のバス停に停車しながら、のんびり向かいました。

バスを降りてすぐ、桂浜公園の案内板あり。これにしたがって、番号の付いてる名所史跡を全部巡ることに。
四万十川桜マラソンの後は、龍馬に逢いに桂浜へ

まずは龍馬像。懐手に桂浜から太平洋を眺める姿は凛々しく、ちょっと恰好良く作りすぎのような・・・。背後では修復工事をしていました。
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桂浜から望む太平洋。波は若干荒めでした。
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豪気節の歌碑。旧制高知高校(新制高知大学)の寮歌だそうです。「カリフォルニヤの岸」と、遠く対岸の異国を歌うという発想は、当時としてはかなり壮大なものだったそうです。
四万十川桜マラソンの後は、龍馬に逢いに桂浜へ
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旧制高知高校の校歌碑。自由の精神と理想を、これでもかと歌い上げています。こんな校歌を持てるのは羨ましいです。
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吉井勇の歌碑。「いのち短し恋せよ乙女」で始まる「ゴンドラの唄」の作詞家としても有名。離婚して失意の頃に土佐に隠棲したが、再婚して京都向かった、再起の地でもあるそうです。
四万十川桜マラソンの後は、龍馬に逢いに桂浜へ
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浦戸砲台場跡。弾薬の貯蔵庫があったとのことですが、その面影はあまり感じられませんでした。
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坂本龍馬彰勲碑。龍馬を弔う和歌が刻まれています。1915年建立と、比較的後年に建てられたもののようです。
四万十川桜マラソンの後は、龍馬に逢いに桂浜へ
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田中桃葉記念碑。土佐出身の、怪談、随想、伝記、紀行など、多岐に渡る作家。田山花袋、幸徳秋水、井伏鱒二などと交流があったそうです。
四万十川桜マラソンの後は、龍馬に逢いに桂浜へ
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大町桂月記念碑。土佐出身の歌人、詩人、随筆家、評論家。旅と酒を愛し、北海道、青森から、朝鮮、旧満州まで旅をしたとのこと。上記の田中桃葉は愛弟子だそうです。
四万十川桜マラソンの後は、龍馬に逢いに桂浜へ
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バス通りに出て少し歩き、横山黄木の詩碑へ。高知商業高校の創始者。「商人にも学問を」との思いを胸に、初代校長も務めたそうです。
四万十川桜マラソンの後は、龍馬に逢いに桂浜へ
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バス通り沿いにある浦戸城址碑。鎌倉末期に築城、本山氏、長宗我部氏、山之内氏と移った後に廃城。浦戸城天守跡がこの先、坂本龍馬記念館の近くにあります。
四万十川桜マラソンの後は、龍馬に逢いに桂浜へ
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龍馬記念館の手前に、高浜虚子の歌碑。土佐を訪れた折の一句とのこと。
四万十川桜マラソンの後は、龍馬に逢いに桂浜へ
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坂本龍馬記念館。残念ながら、リニューアル工事で閉館中でした。
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坂本龍馬記念館の手前に、浦戸城天守跡への登り口があります。
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浦戸城天守跡。祠のみが建っていました。
四万十川桜マラソンの後は、龍馬に逢いに桂浜へ
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つづら折りのバス通りを下って、六体地蔵へ。関ケ原の戦の後、浦戸城の明け渡しを拒んで戦死した一領具足を供養するため建立された由。一領具足とは、長宗我部氏に仕え、普段は農民として暮らすが、いざとなれば一領(ひとそろい)の具足(武器)を携えて戦場にはせ参じる半農半兵の者たちのこと。
四万十川桜マラソンの後は、龍馬に逢いに桂浜へ
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一領具足供養の碑。浦戸一揆の顛末と戦死した一領具足の末路が記されています。桂浜の案内板にあった番号付きの名所史跡巡りはこれにて終了。
四万十川桜マラソンの後は、龍馬に逢いに桂浜へ

再び、つづら折りのバス通りを登り返して、高知灯台へ。
四万十川桜マラソンの後は、龍馬に逢いに桂浜へ
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高知灯台から桂浜へ下りて、龍王岬へ。龍宮橋のたもとから太平洋を望む。
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海津見神社。海上安全、漁業豊登、祈雨祈晴、商売繁盛、良縁成就の御利益があるそうです。
四万十川桜マラソンの後は、龍馬に逢いに桂浜へ
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龍王岬の最高点にある早高神社を見上げたところ。狭い頂上に祠がひとつ。
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龍王岬から桂浜を見下ろしたところ。これで桂浜巡りは終了。所要時間は2時間弱。龍馬記念館が開館していれば、3時間くらいの行程と思われます。
四万十川桜マラソンの後は、龍馬に逢いに桂浜へ

帰りは、桂浜から高知空港への直通バスは無く、行きと同じく路線バスで高知駅へ戻ってから、空港行きの高速バスに乗り換えました。

今日もお読みいただき、ありがとうございました。

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