去る4月1日(日)、四万十川桜マラソン(高知県)を、無事完走しました。
これでフルマラソン完走は54回目、全都道府県フルマラソン完全制覇は全47都道府県、満願成就となりました。
アクセスと宿泊
今回は、楽天ANA楽パックを使い、飛行機で羽田空港から高知龍馬空港へ向かいました。
空港に着いたらすぐに、高知駅行きの高速バスに乗ることができました。自販機でチケット(720円)を買って乗り込み、30分くらいで到着。
宿泊は、高知駅にほど近い高知パシフィックホテルへ。とても綺麗で言うことなし。ホテル前の道を走る路面電車が結構うるさいですが、窓を閉めれば問題なし。
翌朝は、始発電車(5時39分発)に乗るので、早めに就寝しました。
スタート会場への移動
当日朝、始発電車は窪川行きの普通列車、2両編成。2時間以上かけてゆっくり向かいました。やはりランナーが多くて、満員ではないものの、意外と席は埋まっていました。
窪川駅に到着、駅舎を出ると、誘導のスタッフさんが居て、他にランナーもたくさん居るので、道に迷うことはありません。スタート会場の窪川小学校には割とすぐに到着。
受付、更衣室、荷物預けは、グラウンドに出てから、左手奥の方。暖かくなったので、防寒の心配が無用なのは楽チンです。トイレも10分待ちくらいで、大した混雑は無し。
参加者は1630名少しとコンパクト。開会式が終わったら、グラウンドを抜けてスタートゲート前へ移動しました。
コースの状況とレースの結果
当日朝は、お天気は快晴、気温はスタート時で14℃くらい、ゴール時で20℃くらい。結構暑かったです。
コースは、スタート地点とゴール地点が異なりますが、基本的には四万十川沿いの折り返し。下り基調で、しかも高低差が200メートル以上。
おもむろに整列した後、カウントダウンが開始されました。ところが、スタート30秒前くらいで、突然のカウントダウン中止!ゴール会場方面から救急車が来るから道をあけるように、とのこと。これは珍しい状況。
結局、救急車は迂回路に向かったとのことで、7~8分遅れでスタートしました。かなりの高速で飛ばせることを期待してのスタートでした。
しかし、そんなに甘くはありませんでした。中流域なためか、日差しはそんなに強くはないものの、暑いことに変わりはなく、かなりの水分補給を強いられました。幸い、エイドはスポーツドリンクや水、加えてスポンジが大量に準備されていたので、とても助かりましたが、厳しいコンディションでした。
また、下り基調でスピードは確かに出るものの、練習不足もあって足腰が追い付いていかず、 着地の衝撃を吸収し切れなかったためか、足の裏がヒリヒリと痛くなって行きました。クッション性の高いホカオネオネを履いていて、こんな感じは初めてでした。気のせいか、地面の熱さが伝わってくるような感じでもありました。
下り基調ではあるものの、アップダウンが細かくあって、結構消耗しました。25km以降は、ほぼ、エイドの度毎に停止。ラップタイムも順調に低下。スピード持久力の無さを痛感した次第です。
ただ、周辺の景色はというと、間違いなく癒しの空間。桜は満開を過ぎていましたが、谷底から舞い上がる桜吹雪の中を走るような場面もあったりして、一服の清涼剤、という感じでした。
35kmから、木陰が続いたこともあって、徐々に息を回復。参加者が少ないために前後がまばらになりましたが、すぐ前のランナーにターゲットを定め、できる限り置いて行かれないよう、残り7kmを必死で走りました。
タイムは、やはり高速コースなためか、この暑さでも3時間20分切りを達成。しかし、かなり苦しいレース展開だったため、意外と達成感はなく、とにかく終わってホッとした、という感じでした。
ゴール後は、もも、ふくらはぎ、足の裏と、順番に攣って行き、久々にうめき声を上げてしまいました。ウェアは塩だらけ。有料シャワー(3分100円)はとても有難かったです。
コースと高低差。GPSの実測データを「ヤマレコ」に読み込んで表示。↓
完走証。部門別でひと桁順位で、それだけは嬉しい結果でした。↓
表彰式の準備が整っていました。いつかはここに昇りたいものですが・・・。
レースの後、窪川駅までの風景
レースの後は、無料シャトルバスで、窪川駅へ戻りました。
バスは四万十川沿いを走ったのですが、不覚なことに反対側に着席。あまり良い写真は撮れませんでしたが、車窓から、流れゆく桜並木の風景を楽しみました。
乗り物酔いのランナーが居て、バスは2回ほど停車。苦しそうに嘔吐していました。気の毒に・・・。この暑さの中、結構なスピードで走ったと思われ、無理をしたんでしょうね。私は、無料券で貰った焼きそばをパクつける程に元気だったので、嘔吐した彼に比べて、まだまだ全力を出し切っていないな、と反省した次第です。
窪川駅には、ユニークな列車が幾つか停まっていました。これは幕末維新号。
沿線7市町村をイメージしたラッピング列車らしいです。これは宿毛市をイメージしたSUKUMO号。
今日もお読みいただき、ありがとうございました。
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