2015年2月22日(日)、世界遺産姫路城マラソン(兵庫県)に参加しました。これでフルマラソンは17回目、全都道府県フルマラソン完全制覇は11都道府県目となりました。
これが第1回の大会開催でした。先日、来年(2018年)の姫路城マラソンについて書きましたが、ここでは第1回のレースを振り返ろうと思います。
当時の天気は曇り、最高気温14.6℃、最低気温8.8℃(Yahoo過去天気より)。スタート地点はJR姫路駅から姫路城に向かって真っすぐ伸びる幅50メートルの道路上。大手前公園前から国宝であり世界遺産である姫路城を背にして出発しました。
※GPSデータをヤマレコに読み込んで表示。
姫路駅手前の白銀交差点までは大集団がユルユルと進み、交差点を右折してからが本格的なスタートという感じです。この辺りは沿道の応援が多いところです。
姫路城の外堀である船場川に突き当たってから北上する道は狭く、速いランナーは追い越しに苦労するところ。内堀通りに出て好古園を横目に左折すれば道が開け、ようやくストレスないコースになります。名古山霊園が左手に見えるはずですが、知らなければ気づかないと思われます。
5キロメートル付近で五差路になっている田寺の交差点を北側に右折し、安室小学校から御立を抜けていきます。この辺りは姫路の中でも高級(?)住宅街と言われるところ。横関の橋のたもとから書写山を斜め前に見て、いよいよ夢前川沿いを上って下るコースに入ります。この辺りから、街並みが次第に寂しくなり、谷あいの田舎道という感じになってきます。
10キロから15キロの辺りは、セブンイレブンやマックスバリューが途中にありますが、基本的にはひと気のない、寂しい道路をひたすら北上します。17キロ辺りから塩田温泉郷に入り、高級旅館「夢乃井」の300メートルくらい手前を折り返して南下します。
ここからは夢前川東岸を下り基調のコースとなり、ついつい飛ばしてしまいます。エイドだけが楽しみな単調なコースですが、途中で不意にDJのエールがスピーカーから聞こえてきて、少し元気を貰えます。
27キロ付近で横関の交差点に戻って来ると、夢前川の西岸へコースは変わって、ようやく街並みが現れます。30キロ辺りでJR姫新線を越え、国道2号の夢前橋を越えて、新幹線に至る手前の新蒲田橋で折り返して北上します。当日は寒く、この辺りでトイレに駆け込んだ記憶があります。黒ずくめの忍者とゴルゴ13に追い抜かれ、ちょっと悔しかったことも良く覚えています。
そこから、37キロ付近の御立の交差点に出るまでは、とても狭い川沿いの土手の上を、ひたすら北上します。狭い沿道に応援の方々がたくさん並んでくれていて、あまりに道が狭いので、道の両側のギャラリーに両手でハイタッチできるくらい。気分は盛り上がりますが、若干登りでもあり、スタミナも切れてくる辺りで、我慢のしどころです。
御立の交差点を過ぎれば、姫路の街中に戻って来たことを実感します。道路も広くなり、沿道の応援も増え、最後の力を振り絞るラスト5キロとなります。姫路城が見えてくると、応援の声も熱くなってきます。道端にはサンテレビのテレビカメラが備え付けてあり、思わず笑顔を作ってしまいます。本当はそんな余裕は残ってないのですが・・・。
大手門をくぐった後、長く感じる三の丸広場の周回を経て、ようやくゴール。ゴール地点はサンテレビでずっと実況中継しており、家内の実家でも義父母がゴールをテレビで確認していたそうです。後日、義父が録画したDVDをくれましたが、嬉しいやらちょっと恥ずかしいやら・・・。
ゴール後、姫路市立動物園の中を抜けるのですが、動物達にゴールのお出迎えを受けている感じで、不思議な感覚です。大手前公園では無料で入れる塩田温泉の足湯があって最高です。足が釣らないようにシューズと靴下を脱ぐのが大変でしたが。
今日もお読みいただき、ありがとうございました。
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