最大酸素摂取量(VO2max)を知るには?

心拍トレーニングについては、八木勇樹さん(早大→旭化成→YAGI RUNNING TEAM代表)が書かれているランチップの記事によると、マラソンのタイムを決める要素が3つあるそうです。


最大酸素摂取量(VO2max)
無酸素性作業閾値(AT値)
ランニングエコノミー(ランニングフォーム)

今回は、この内、最大酸素摂取量について。厚生労働省のサイトの説明は簡単過ぎて参考にならないので、松村拓希さん(東京国際大学駅伝部コーチ)によるRUNNETの記事によると、以下の通りです。

● 1分間に体内に取り込める酸素の最大量(体重1kgあたり)。
● この値が高いと、一定時間当たりに生み出せるエネルギー量が多くなる。

自動車の排気量に例える向きもあるようですね。

最大酸素摂取量を正確に知るには、血液を測定したり、結構面倒なようですが、簡易的には、以下の計算式が使われるようです。


最大酸素摂取量
(リットル/キログラム/分)=15×最大心拍数÷安静時心拍数

私の場合、最大心拍数は170(前回記事より)、安静時心拍数は47(起床時)なので、最大酸素摂取量は54.3(リットル/キログラム/分)と算出されます。

一般男性で40程度、エリートランナーで80?90程度らしいです。結構走ってるつもりだったのですが、素人に毛が生えた程度でしたね・・・

後日のレースで、最大心拍数が182まで上げられると判明。再計算すると、58.1(リットル/キログラム/分)。エリートランナーは、最大心拍数が200なら、安静時心拍数は40を切るくらい、という計算に・・・すごいですね。

今日もお読みいただき、ありがとうございました。

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