佐木島エコマラソン(広島県、2016年)~長閑で愉快な島のマラソン大会

2016年12月24日(土)、佐木島エコマラソン広島県)に参加しました。これでフルマラソンは36回目全都道府県フルマラソン完全制覇28都道府県となりました。

アクセスと宿泊

新幹線で三原駅に前日入り。宿泊は駅周辺の民宿。古くて歴史を感じる宿でしたが、ご主人の対応はとても親切・丁寧で、部屋は古いものの、綺麗に手入れされており快適、風呂も客が少ないためか独り占めで、昭和の贅沢な気分を味わうことができました。

翌朝、三原港から高速船で佐木島へ。三原港からスタート会場のある向田港へ到着する定期便がなく、ホームページの案内にも明記がなかったのですが、当日ちゃんと、臨時の往復便が準備されていました。

三原港の乗船場。↓
佐木島エコマラソン(広島県、2016年)~長閑で愉快な島のマラソン大会

ジェット船。↓
佐木島エコマラソン(広島県、2016年)~長閑で愉快な島のマラソン大会

向田港に到着すると、横断幕でお出迎え。↓
佐木島エコマラソン(広島県、2016年)~長閑で愉快な島のマラソン大会

港の脇にある「磨崖和霊石地蔵」。↓
佐木島エコマラソン(広島県、2016年)~長閑で愉快な島のマラソン大会

受付会場となる佐木島コミュニティセンターは船着き場の目と鼻の先。すぐに受付と着替えができ、とても便利でした。コミュニティセンター内は暖房も効いていて、スタート直前まで待機すれば、寒さに震えて待つ心配もありません。

向田港前の受付会場。トライアスロンも開催されているとのこと。↓
佐木島エコマラソン(広島県、2016年)~長閑で愉快な島のマラソン大会

コースについて

佐木島の周囲をほぼ4周する周回コースです。スタートから3km地点付近とゴールから1km手前付近で、高低差40~50mくらいの峠越えが出現。周回コースなので、計8回の厳しいアップダウンが繰り返される、ハードなコースです。ただ、峠の間となる区間は、瀬戸内海の素晴らしい眺望を楽しめます。

佐木島エコマラソン(広島県、2016年)~長閑で愉快な島のマラソン大会

↑GPSの実測データを「ヤマレコ」に読み込んで表示。

レースについて

準備体操の後、みな、何となく、ゆるゆるとスタート地点へ。全く緊張感がありません。

出走者が70名前後しか居ないのと、島の長閑な環境、そして大会自体のユルい雰囲気がそうさせているのでしょう。小規模な大会のとてもよいところだと思います。

それに輪をかけているのが、主催者であるドイツ出身の大会委員長(?)のキャラクター。「私は日本語が全然わかりませんので」と、とてもしっかりした日本語で挨拶。

そしてご自身で、受付、参加賞手渡し、開会の挨拶、スタートの号砲。その直後に自転車に飛び乗って先導を始めたのには、驚き、笑ってしまうと共に、思わず「すごい!」と感嘆の声を上げてしまいました。

自転車に跨がりながらメガホンで檄を飛ばし、最後はゴール地点に駆けよって上位入賞者への賞品の手渡しや、表彰式まで、少なくともランナー対応は全部手掛けておられたような気がします。すごいバイタリティーです。

そんな中、周回の厳しいコースも、とても楽しく飛ばすことができました。

島のお姉さんたちが周回ごとに声援をくれ、誘導係やエイドのみなさんも素朴で親切、天気は快晴、景色は最高、息は上がりっぱなしでしたが、周回であることが却ってリズムを作ってくれて、アドレナリンが終始出まくりのまま、ゴールに飛び込むことができました。

佐木島エコマラソン(広島県、2016年)~長閑で愉快な島のマラソン大会

完走証と着順リスト。紙では配らずダウンロード。これもエコ。↓
佐木島エコマラソン(広島県、2016年)~長閑で愉快な島のマラソン大会

スタート/ゴール地点。↓
佐木島エコマラソン(広島県、2016年)~長閑で愉快な島のマラソン大会

レースの後

帰りの船便も、横断幕でお見送りをいただきました。船の出発時間が少々厳しめだったので、乗り遅れた人は、島の反対側の鷺港に行かねばならないそうです。

向田港からの風景。↓
佐木島エコマラソン(広島県、2016年)~長閑で愉快な島のマラソン大会

横断幕でお見送り。↓
佐木島エコマラソン(広島県、2016年)~長閑で愉快な島のマラソン大会

帰りは、三原駅から新幹線で。少し時間があったので、駅の裏手にある三原城跡を見物。三原駅は、ちょうど三原城跡を貫くような形で造られている、なかなか豪快な駅でした。

佐木島エコマラソン(広島県、2016年)~長閑で愉快な島のマラソン大会

佐木島エコマラソン(広島県、2016年)~長閑で愉快な島のマラソン大会

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今日もお読みいただき、ありがとうございました。

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