いびがわマラソン(岐阜県、2016年)

今年も間もなく開催されるいびがわマラソン岐阜県)。私が出場したのは昨年、2016年11月13日(日)でした。これでフルマラソンは34回目全都道府県フルマラソン完全制覇26都道府県となりました。

レース前日までの身体トラブル

実はこの一週間前、路上でジョギング中、失神・転倒してしまいました。失神の理由は、準備運動もせず急に全力で走り出し、かつ、信号待ちで急に止まったため。そんなことをすると、急に激しくなった血流が急に遅くなる結果、頭部に血液が届かなくなり、失神に至ります。

幸いすぐに回復しましたが、前のめりに倒れたため、顎に1cmほど裂傷が。大事には至りませんでしたが、家内にもきつく注意され、深く反省しております・・・

また、レースの前々日には、発熱まで。幸いインフルではなく、翌日には回復しましたが、レース前日なのに若干だるい感じ。スポーツドリンク、ビタミン剤、生姜飴を大量摂取しつつ、現地へ電車移動しました。

アクセスと宿泊

新幹線で名古屋駅へ、東海道線に乗り換えて大垣駅へ、最後に養老鉄道揖斐駅へ。養老鉄道はなかなかの揺れ方で、何度か座席から身体が浮き上がりました。

宿泊は今回、会場近くの町内会館や民宿がいくつか紹介されており、私は極楽寺にある町内会館に泊まりました。広い座敷に雑魚寝でしたが、驚くほどの格安でした。

良かったのは、その夕方に”プチ温泉ツアー”があったこと。事前申込が必要ですが、宿の近くからバスが出ており、いび川温泉「藤橋の湯まで送迎してくれます。温泉でゆっくり温まった後、畳の休憩室で暫し寝ころび、館内の食堂でカレーライスとうどんを食べました。お蔭で、発熱は完全に吹き飛びました。

宿に戻ると、全員がランナーなので、早めに消灯して就寝。正直、ふとんが薄くて寒く、なかなか寝付けませんでした。

翌朝、みなさん早めに起床して会場へ出立。もう少しゆっくりしたかったのですが、周囲にせかされる感じで、同じく早めに会場へ。会場内は暖かかったので、結果的には早めに来て良かったです。

コースについて

ほぼ揖斐川沿いを往復するようなコース設定。高低差が150~160mくらい、細かいアップダウンが繰り返される、なかなか厳しいコースです。ただ、谷間の自然たっぷりの中を走るため、のんびり走れば癒されるコースでもあります。

いびがわマラソン(岐阜県、2016年)

↑GPSの実測データを「ヤマレコ」に読み込んで表示。

レースについて

今回、失神と発熱をやらかしていたこともあり、のんびり走ることにしました。

また、レース中に補給食を受け付けないことが続いていたので、ここは思い切って、ベスパ塩熱サプリだけで乗り切る作戦に。ただし、少々暑かったこともあり、水分補給だけは多めに心掛けました。

無理せずリラックスしていたこともあってか、それが見事に奏功!3時間40分くらいで完走することができました。

いびがわマラソン(岐阜県、2016年)

レース前はいつも、そこそこ緊張しながら本番に臨むのですが、たまには、雑魚寝の安宿と温泉をのんびり味わいつつ、肩の力を抜いて走るのも良いものだなあ、と思った今回のレースでした。

ただ、それも失神と発熱がきっかけですから、深く自戒せねば・・・、と思う次第です。

いびがわマラソン(岐阜県、2016年)

今日もお読みいただき、ありがとうございました。

コメント

  1. こんにちは。早速ですがいびがわ走って来ました。マラソン日和でしたし紅葉も楽しめることが出来ました。タイムは4:35位でマアー普通だと思いますが70歳代の参加者は男子112名で16位でした。登りは早く走れないのでそんなに脚に負担はかけないですが下りは矢張りスピードが出やすいのでふくろはぎが今も筋肉痛です。カーフレイズは毎日やってますが筋肉柔軟性が衰え回復力が遅れてくるようになっているのでしょうが元気そうに見えても確実に老化は進んでいますね。僕の師匠には意気込み以外褒められたことは殆どありませんが彼は後期高齢者で未だにサブ4ランナーです。彼に勝つためには長生きして彼が走れなくなるまで頑張らねばなりません(苦笑)来月は伊豆大島を走りますがまさか東京が当たるとは思っていませんでしたのでエントリーしました。観光気分満々で走って来ます。

  2. コメントいただき有り難うございます。無事のご完走、誠におめでとうございます。天気が良く、紅葉を楽しまれたことは何よりです。
    70歳台が112名も出走されていることにも驚きですが、しかも上位でのご完走、本当に恐れ入ります。私も20年後、そのように有りたいと、励みに思う次第です。それにしても、お師匠さんは恐るべし、ですね。身体のメンテナンスだけは気を付けたく思っております。
    東京の当選、羨ましいです。抽選倍率がスゴすぎて、もう二度と走れないような気がしております。伊豆大島は、私も別のレースで走ったことがあります。島のレースはいいものですね。是非、楽しまれることを祈っております。