北海道マラソン(北海道、2022年)~久々の大規模大会をゆるりと

2022年8月26日(日)、北海道マラソン(北海道)を走ってきました。

本大会は3年ぶりの開催。全国各地のマラソン大会がことごとく中止されていた中、貴重な大規模大会の再開。しかし、コロナ禍で冷めたマラソン熱の復活は遠いのか、あれだけの人気大会も今回ばかりは定員割れ。追加募集が出ていたのを見つけ、急いでエントリーした次第です。

北海道に前々日入り

北海道マラソンはレース前の現地受付。コロナ禍により「密」を避けるため、「ゼッケン郵送・受付無し」が定着した感がありましたが、再開されつつある大規模大会などは、現地受付が増えている様子。傷んだ地元経済に貢献するためにも、現地でお金を落とすことは必要かも知れませんね。

ということで、前日入りを目論んだのですが、如何せん追加募集で出遅れたためか、良い時間帯の航空便は予約が一杯または高価で手が出ず・・・。なるべく安価に済ませるため、前々日入りとし、安価な時間帯の航空便と安価な旅館を選択しました。

旅館は苫小牧近辺に予約。夜11時前に到着の航空便にて新千歳空港へ。そこから南千歳経由で苫小牧方面へ。乗り換えまで時間があったので、南千歳駅の構内にある割と広めの待合室でテレビを見ながらしばし休憩。

北海道マラソン2022前日

千歳線に乗り換え、苫小牧のひとつ手前の沼ノ端駅で下車。夜遅くでしたが、割と降車客が多い印象でした。

北海道マラソン2022前日

夜の沼ノ端駅。さすがに北海道、夏場ですが深夜ということもあって、外は冷んやりとしていました。半袖でも何とか我慢できるかな、といった程度。旅館までの途中にセブンイレブンあり。

北海道マラソン2022前日

宿泊したのは、沼ノ端駅から徒歩10分程度の佐竹旅館。実は、夜11時がチェックイン締切りだったのですが、事前に連絡を入れていたところ、時間外でも丁寧に対応していただけました。予約サイトでは民宿といったイメージでしたが、ビジネスホテル的に改装されており、綺麗なお部屋で快適でした。

北海道マラソン2022前日

 

大通公園にて前日受付

翌朝、前日受付のため札幌駅へ。北海道へは、千歳JAL国際マラソンサロマ湖100kmウルトラマラソン函館マラソンと、3回訪れているのですが、札幌に入るのはこれが初めて。

北海道マラソン2022前日

受付会場のある大通公園へ徒歩にて移動。さっぽろテレビ塔がそびえたっていました。

北海道マラソン2022前日

さっさと受付を済ませた後、周辺を少し散歩。有名な札幌市時計台へ。意外とこじんまりとした建物でした。

北海道マラソン2022前日

旅館への帰り、札幌駅構内で除雪用の列車を撮影。この冬は大雪で大変だったところ、大活躍だったようです。

北海道マラソン2022前日

受付では、なんやかやと、貰いものがたくさんありました。

北海道マラソン2022前日

 

レースの状況

当日は、曇り空が次第に晴天に。気温は22~25℃と、少々暑めではありましたが、例年の北海道マラソンに比べれば快適な方だったかと思います。

さすがのマンモス大会、参加ランナーは約1万8000名とのこと。スタート前は多くのブロックに分かれて待機。大変な混雑でした。

北海道マラソン2022

さっぽろテレビ塔の電光掲示板でカウントダウン。スタートの瞬間に時刻表示に。

北海道マラソン2022

沿道は応援がにぎやか。給水やスポンジがとても充実していたので、少々暑めのコンディションの中、たいへん助かりました。

北海道マラソン2022

10km手前で創成トンネルに突入。薄暗いライトの中、多くのランナーの足音が響くのは何やら幻想的。

北海道マラソン2022

創成トンネルは、さっぽろテレビ塔の足下を通過しているんですね。あとでコース図を見返して知りました。

北海道マラソン2022

新川通の長い道のりは、東京オリンピック2020でも使われたルート。五輪のレガシーを感じつつ、折り返してくるランナーにエールを送りながら快走。

北海道マラソン2022

結構暑い中、プーさんの着ぐるみのランナーを発見。中身は結構ベテランの方でした。ナイスラン!

北海道マラソン2022

折り返し地点に到達。25kmを通過し、いよいよ後半戦へ。

北海道マラソン2022

天気も良く、気候もさわやか。しかし、そろそろキツくなって、ペースが衰えてきた29km地点。

北海道マラソン2022

この大会の目玉のひとつ、北海道大学の美しいキャンパス構内へ突入。しかし、疲労もピークで景色を楽しむ余裕も無く、必死で粘りのラン!

北海道マラソン2022

長いマラソンの旅もようやく終わり。ランナー達はガッツポーズでゴールへ。

北海道マラソン2022

ゴール後、メダルやタオルを受け取るための長い列。マスクも無料で配布されていました。

北海道マラソン2022

アイシング用の氷も無料配布。芝生に寝転がって、しばしレースの余韻を楽しみました。異業種交流で付き合いのあるランニング仲間とも合流。レース直後の疲労も忘れて、マラソン談議に花を咲かせました。

北海道マラソン2022

2万名近くというランナーの多さに、ボランティア・スタッフのみなさんも大変だったと思いますが、会場案内、荷物預け、スタートブロック案内、給水・給食、トイレ、ゴール後のメダル・タオル配布、アイシング・サービスなどなど、最初から最後まで至れり尽くせり。感謝しかありません。

タイムは、もうサブ3.5ランナーを名乗れないようなレベルに落ちていましたが、練習不足の割にはそこそこでした。コロナ禍で消えかけていたマラソンへの想いを、再びよみがえらせてくれるような大会でした。

今日もお読みいただきまして、誠にありがとうございました。

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