田沢湖マラソン(秋田県、2016年)~秋シーズン最初のフルマラソン

2016年9月18日(日)、田沢湖マラソン秋田県)に参加しました。これでフルマラソンは33回目全都道府県フルマラソン完全制覇25都道府県となりました。

秋のシーズン、いちばん早くに開催されるフルマラソン大会のひとつです。このブログでは原則、参加した順番に書いてきましたが、秋シーズンに入ったこともあり、忘れられない失敗レースの教訓として、先に書いておきたいと思います。

前年のいわて北上マラソン から夜行バスを使い出しましたが、今回も夜行バスで現地入り。横浜駅西口を21時35分発、田沢湖駅前に8時前着で、結構な長旅となりました。

田沢湖駅からスタート地点の田沢湖畔へはバスで約30分。観光地という感じで、お土産物屋さんが立ち並び、結構賑わっていた記憶があります。会場は大した混雑もなく、着替え、トイレ、荷物預けはスムーズでした。

コースの前半は仙北市の平野部をおよそ国道347号沿いに往復、後半は田沢湖を一周する感じ。高低差はGPSウォッチで120mくらい。しかし、高低差よりも細かいアップダウンが意外と身体にこたえるコースだったと記憶しています。

田沢湖マラソン(秋田県、2016年)~秋シーズン最初のフルマラソン(秋田県、2016年)~秋シーズン最初のフルマラソン

※GPSの実測データをヤマレコに読み込んで表示。

この年は、6月後半にサロマ湖100kmウルトラマラソンを走った後、ほぼ完全休養の状態。例年、7月後半に富士登山競走を走っていましたが、それも前年で卒業。その結果、体重は57~58kgが通常のところ、60kg前後と増え気味に。身体が完全になまった状態でした。

当時の天気は曇り、気温は最高22~23℃、最低17~18℃と、まだまだ結構暑かったと思います。

前半はペースを抑えて入り、中間地点までは比較的順調。しかし後半、田沢湖周回に入ったあたりから身体に異変が。27~28km付近で両太腿が攣ってしまい、完全にストップ。その後、30km付近まで歩く羽目に。念のため持参した芍薬甘草湯が役に立ちました。

その後、ベスパを投入して少し回復しましたが、5kmくらいしか持たず、35~36kmで再び徒歩に。歩く・走るを繰り返しながら何とか粘り、息も絶え絶えでゴール。タイムも目標が3時間半のところ、4時間半近くかかってしまい、大変な失敗レースとなってしまいました。

ゴール地点の風景。↓
田沢湖マラソン(秋田県、2016年)~秋シーズン最初のフルマラソン(秋田県、2016年)~秋シーズン最初のフルマラソン
↑ゴール地点。

帰りがまたバタバタでした。秋田新幹線こまち」を予約していたのですが、予定より1時間もオーバーしたので間に合わず。しかも、方向音痴の私は、帰りのシャトルバスの乗り場がわからず、疲れ切った身体で右往左往。新幹線は何とか予約変更しましたが、何とも締まらないマラソン旅となってしまいました。

失敗の原因は明らかで、夏場の練習不足に尽きると思います。加えて当日、結構汗をかいたのに気づかず、水分補給を怠ってしまったことが、両太腿の痙攣につながったと思います。また、夜行バスでの移動が、意外と身体の負担になったかも知れません。

一方、いくつか収穫も。ベスパはやはり効きます。ただ、持続効果は5kmくらいかと。また、実は胃の調子も悪かったのですが、芍薬甘草湯が胃痛にも速攻で効いたのには驚きました。ただ、試したのは今回限りなので保証の限りではないですが。あと、新幹線をモバイルSuicaで予約してたので、今回の予約変更には助かりました。

田沢湖マラソン(秋田県、2016年)~秋シーズン最初のフルマラソン

今日もお読みいただき、ありがとうございました。

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