現在、ホカ オネ オネ(HOKA ONE ONE) クリフトン2(CLIFTON 2)とクリフトン3(CLIFTON 3)を持ってますが、いずれも走行距離500kmを越えたので、先日、新たにクリフトン4(CLIFTON 4)を購入しました。
※以前のブログ記事↓
・ホカオネオネの耐久性~約500キロ走った後、どのくらい劣化するか?
・ホカオネオネの耐久性~10回のフルマラソンで、どのくらい劣化するか?
ついては、お役御免となったクリフトン2は廃棄しようと思いましたが、ただ捨てるのもモッタイナイ・・・
そこで、以前から興味のあった内部構造を見るべく、分解してみました。
最初、ハサミだけでジョキジョキ切ってたのですが、手が痛くなり、途中から出刃包丁を使いました。ちょっと猟奇的・・・。
※危ないので、良い子はマネしないでくださいね。
アッパーとソールを分離
アッパーのヒール部分を剥がすと、堅いプラスチック・プレートが入っていました。↓
ソールを縦に切断
ソールの断面。意外とシンプル。薄いインソール(白)、厚いミッドソール(黄)、部分的なアウトソール(黒)、で構成されています。
ソールを横に切断
インソール(白)を剥がしたところ。いくつか溝が入ってます。シューズへの荷重や曲がり具合を考えてのものでしょうか。ちなみに、アッパーやインソールは、ミッドソールに縫い付けてありますが、接着剤も使われており、剥がすのに少し苦労しました。
インソール
インソールの裏には”VILDONA Insole“とのロゴが印刷されていました。漢字の手書きやスタンプ(解読不能)もあり、どうやら中国で製造している感じです。ちなみに、”VILDONA“はFreudenberg社(ドイツ)の登録商標。日本でも登録されています。
なお、インソールと言えば普通、取り外し可能な、こちらをイメージしますね。↓
裏返すと、いろんな機能が刻印されています。通気性、透湿性、衝撃吸収性、クッション性、抗菌性、防臭性、があるそうです。ちなみに、Ortholite社の製品です。
ホカオネオネの売りである厚底は、意外とシンプルな構成でした。その走やすさの秘密は、ソールの構成よりも、その形状や素材にあるのかも知れませんね。
今日もお読みいただき、ありがとうございました。
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