マラソンで、どのくらいのペースなら、最後まで維持できるのか?
これは、いつも気になっているところです。これを知らないがために、突っ込んで撃沈したりするのでは、と。
しかし、そうは思いながら、これまで、あまり真剣に考えてこなかったのも事実。
改めて、八木勇樹さんのランチップの記事を見ると、「理論的には、無酸素性作業閾値(AT値)に
達しないペースなら、走り続けることができる」とのこと。
具体的には、最大心拍数の80%に
達しないペース、ということかと思われます。(八木さんの記事では、そうとは断言されてないですが・・・)
そういう前提で、私のマラソンペースを、最大心拍数に基づいて計算すると、以下のようになります。
- 最大心拍数・・・182
- その80%・・・146
- それを安定して維持できる速度(即ちマラソンペース)・・・13km/h
- それに基づく完走タイム・・・3時間15分
実際のベストタイムは3時間10分弱なので、当たらずとも遠からず。シーズンオフの現在の状態なので、むしろ意外と当たっているかも知れません。
ただ、トレッドミルで出し速度なので、ロードとは異なると思われます。また、傾斜角度によっても左右されます。
私の場合、最大心拍数の80%で走る前提で、傾斜0°なら下り坂の感覚、傾斜1~1.5°なら平坦な感覚、傾斜2°を越えると上り坂の感覚です。
【グラフ1】速度13km/h、傾斜2°。最大心拍数146。心拍数が安定するギリギリの負荷。平坦から若干上り坂の感覚。(赤いグラフが心拍数)
【グラフ2】速度13km/h、傾斜3°。最大心拍数154。心拍数は上昇を続けており、かなりキツイ。明確に上り坂の感覚。
ここ迄で、心拍トレーニングについて、何となく分かってきた気がします。これで、研ぎ澄まされた走りになるか?それは今後のお楽しみ、ということで・・・
今日もお読みいただき、ありがとうございました。
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