2015年3月15日(日)、横浜マラソン(神奈川県)に参加しました。これでフルマラソンは18回目。神奈川県では既に湘南国際マラソンを走っているので、全都道府県フルマラソン完全制覇は11都道府県目で足踏みです。
※GPSデータをヤマレコに読み込んで表示。標高差が上手くとれていません。翌年の同コースでも上手くとれていませんでした。原因は不明。
当時の天気は晴れ、最高気温13~14℃、最低気温6~7℃。横浜マラソンは以前からハーフマラソンとして開催されていたのですが、この年からフルに衣替えして、第1回開催となりました。
都市型のフルマラソンがいよいよ横浜(地元)に、しかもベイエリアの名所を巡るとあって、当選したときは喜びもひとしおでした。
前日受付は国際会議も開催されるパシフィコ横浜。横浜駅からボランティアの方々の道案内が充実しており、会場内は東京マラソンでも見たことのないくらいの充実した展示やブースで賑わっていました。全部巡っていると当日に差しさわりが出るくらい疲れそうなので、早々に帰宅してしまいましたが、ちょっと勿体ない気もしましたが。
当日は、とにかくランナーが多いため、荷物預け、トイレ、スタートブロックへ向かう道のりまで、行列続きでしたが、会場自体が広いので、それほどストレスなく済ませることができました。
スタートから暫くは、道幅は狭くはないのですが、ランナーの多さからマイペースでは進めません。2キロ過ぎ辺りからようやく余裕が出てきます。
沿道は、さすが大都市”横浜”という感じで、応援が途切れることなく進みます。エイドの飲食もさすがの充実で、エイドごとに銘菓が並んでいます。応援も色とりどりで、中高生のバンドから妙齢のお姉さま方の踊りまで。根岸駅前を過ぎる15キロ付近までは飽きることはありません。
その後、首都高速道路の下を走るコースになってからは工場地帯に入り、応援も少なくなって、少し無機質な道路をひたすら走ることになります。
南部市場前を折り返し、いよいよ”名物”の首都高湾岸線に向かって登ります。高低差はそれほど気にならず、料金所ゲートを走ってくぐるという非日常を楽しめます。誰かが「しまった!ETCカード忘れてきた!」と叫んで、笑いを誘っていました。
首都高の上はギャラリーが立ち入り禁止で、少し寂しい感じになります。自動車道のため、かなりのバンクになっており、斜めになったコースを走り続けるのは身体に負担がかかります。また、防音壁が意外と高くて景色も楽しめず、なかなかの苦行となりました。それでも、わざわざ首都高まで上ってくれたエイドのみなさんには、とても癒されました。
32キロ付近でいよいよ首都高を下り、横浜港シンボルタワーに向かって折り返すコースに入ります。ここらが”魔の35キロ”に当たり、コースは平坦なのですが、ダメージの蓄積が足に来るところです。
次第に沿道の応援も増え、山下公園、大さん橋、赤レンガ倉庫、みなとみらいと、横浜の中心街に戻ってきて、パシフィコ横浜でゴールを迎えます。
ゴール地点はテレビ中継されていて、運が良ければ自分のゴールシーンを録画することもできます。有名人もたくさん走っていたと思います。鶴見慎吾さんが初マラソンで3時間ちょっとの良い記録を出されており、年齢も近いことから、自分も頑張ろうという発奮材料になりました。
ちなみに、距離が足りずに公認コースにならなかったことも話題になりました。首都高の上が測定できなかったことが原因のようで、市民ランナーには短くても長くても影響はないですが、準備するスタッフにとっては大変なことだったろうと想像します。
今日もお読みいただき、ありがとうございました。
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