2019年12月8日(日)、袋井クラウンメロンマラソン(静岡県)を、無事完走しました。
※速報はこちら。
今秋(2019年)に入って、10月のしまだ大井川マラソンinリバティ、11月の南伊豆町100kmウルトラマラソン、そして本大会と、3か月連続して静岡県のマラソン大会に参加しています。いずれも歯ごたえある(?)大会ですが、気候が良くて参加しやすいのが良いです。
アクセス・宿泊・スタート前
会場となるエコパスタジアムは、ラグビーワールドカップ2019で日本がアイルランドに劇的な勝利を収めた感動の地。東海道線の愛野駅が最寄り駅で、駅から徒歩15~20分程度です。横浜からは当日入りもできたのですが、満を持して(?)、隣の掛川駅付近で前泊しました。
当日は抜けるような青空。愛野駅前にはでっかいラグビーボールのモニュメントが。
駅からエコパまでは、綺麗で広い道路が整備されていました。朝日に向かって歩くのでまぶしいですが、好天もあって晴れやかな気分になります。
動く歩道も利用しながら、丘の上にあるエコパスタジアムに到着。この「丘の上」というのが曲者で、レース最終盤の難関となります。
更衣室や荷物預かりは、エコパスタジアムに向かって左手にあるエコパアリーナにて。当日はそれほど寒くはありませんでしたが、スタート前まで暖かい空間で待機できるのが良いです。荷物預かりへの階段が狭くて、スタート直前には激混みになるので、早めに預けるのが吉です。
レースの状況
エコパスタジアムへの入り口は第3ゲート、少し歩く必要があります。スタジアムのスタート位置までは、申告タイムのブロック別に順次案内されます。Aブロックはスタジアムのトラックを目の前にして待機。
オーロラビジョンにスタート付近の様子が映し出されています。いよいよスタート!
意外とコースが広くて、高速でスタート。最初はエコパの丘から下りなので、余計にスピードが上がります。調子に乗って飛ばしていると、細かいアップダウンが次々とやってきて、予想外に厳しいコースだと気づき始めます。
しばらく気張っていたのですが、長続きはせず。スピードを緩めて写真撮影。のんびりした袋井の風景を眺めながら走ります。天気は最高です。
途中、袋井南中学校の生徒たちでしょうか。ダイナミックなチアリーディングで大歓声をくれていて、思わずパチリ。
東海道線を跨ぐ高架の上に到達すると、視界が広がります。アップダウンの連続で脚が奪われて行きますが、山々や市街地を一望できるのを楽しみながら、淡々と走り続けます。
ハーフを過ぎたあたりから足腰の疲労が厳しくなってきて、特にアップダウンの上りでは、かなり追い越されるように。気持ちが折れそうになります。しかし、どこかのレースであるランナーが言ってたのですが、「フルマラソンは気持ちが切れないことが鍵」という言葉を思い出して、意識を奮い立たせます。
28km地点、残り14kmくらいから、少し早いですがロングスパートに入りました。ダラダラ走っていると気持ちが途切れそうだと思ったのと、前の南伊豆町100kmで終盤12kmくらいのロングスパートができていたので、そのくらいは持つだろうと判断して、思い切りました。
実際には、それほどスピードが上がった訳ではないのですが、ロングスパートしているという気持ちが無ければ、途中で歩いていたと思います。特に最後2kmの難関、エコパへの登りからゴールまでは、気力・体力の限界への挑戦となりました。
スタジアムが見えたらあと少し・・・と思ったのですが、これがなかなか進まない。残りキロ数を示す看板がなかなか来ない感じです。いつ気持ちが切れてもおかしくない状態。ところが、幸か不幸か、タイムが3時間20分を切れるかどうかという瀬戸際だったので、簡単に諦めることができない状態でもあり、最後はスパートを続ける原動力に。
残り1kmで平坦になって、スピードも上がってきます。足腰は既に限界、息も絶え絶え。フクラハギをはじめとする下半身が痙攣を始めます。スタジアムのトラックに入ると、酸欠で手先が痺れるのを感じながらラストスパート。なんとか目標タイム内でゴールすることができました。
レースの結果
コース全体としては、事前にパンフレットで見ていた以上にアップダウンが終盤まで細かくたくさんありました。スタミナもそうですが水分不足で痙攣がおこりがちなので、ペース配分と水分補給に要注意なコースと思います。
以下、青がペース、赤が心拍数。心拍計はあまり当てにならない感じです。ペースはかなり不安定。今回はトイレ休憩がなかったので大きな落ち込みは無いですが、アップダウンの特に上りが苦手で、ペースを維持するにあたっての課題です。
今回も、エイドとボランティアのみなさんに助けられました。ゴール後のメロンとお茶がとてもおいしくて有難かったです。
今日もお読みいただき、ありがとうございました。
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