昨日(2018/11/23祝)、大田原マラソンを無事完走しました。
先日の神戸マラソン から中4日のフルマラソン。この間、疲労抜きのつもりで10kmを走ったのみ。調整の仕方も分からず、出たとこ勝負でレースに臨みました。
アクセス
今回は日帰り。東京を6時20分に発車する東北新幹線やまびこ201号に乗車。連休初日とあって、行楽客も大勢いましたが、ランナーらしき人々も多数。私の乗った車両は割と満席に近い状態でした。
7時32分に那須塩原駅に到着。気温は7~8℃くらいだったでしょうか。風があって、思ったより寒かったです。
駅前にはシャトルバスを待つランナーで長蛇の列。この並んでいる間が、今回いちばん寒かったです。バスは何台も用意されているようで、乗車案内もスムーズでした。
バスに乗って約20分でスタート会場に到着しました。
スタート会場にて
この大会は、スペシャルドリンクの受付がありました。ランナー達がそれぞれ装飾を工夫した色とりどりのドリンクを預けていました。私はいつも通り、ポーチにジェルを持参です。
下足用のポリ袋を貰って体育会に入場。1階フロアは共用荷物置き場と貴重品預かり場がありましたが、私は2階の観覧席に陣取りました。荷物は2階の座席にも置いておくことができます。
ずいぶん早く到着してしまったので、割と暇でした。館内は暖かかったので、座りながら少し仮眠をとりました。トイレは館内にもそこそこの数があったので、ゆっくり済ませることができました。
スタート前
このレースは、10時スタートと少し遅め。スタート30分くらい前にゆっくりと競技場に向かいましたが、体育館を出た途端、風が意外とあって思った以上の寒さ。少々迷いましたが、ウィンドブレーカーを羽織って走り出すことにしました。
天候は快晴。気温はレースを通じて9~11℃くらいだったでしょうか。風が強い以外は、コンディションは良好でした。
私のスタートはBブロック。Aブロックはどうやらサブ3ランナーのみの様子。スタート直前でも自分のブロックに並ばせてくれるようでした。
スタート前、那須与一のゆるキャラがお見送りをしてくれました。那須与一といえば、「平家物語」などで扇を射抜く場面が有名ですが、那須の地が生誕とのこと。残念ながらカメラを持参しておらず、写真は無しです。
レースの状況
競技場内を半周してからロードに出ます。道幅があまり広くないため、最初はスピードが出せません。徐々にバラけて行き、1km過ぎから本格始動という感じでした。
今回は、前半が下り基調、後半が上り基調のため、前半をできる限り抑えることに注意しました。前回の神戸マラソンも、結果的に前半を楽に進めるレース展開が功を奏したので、それに倣うよういしました。
しかしながら、那須の地は風光明媚。天候も素晴らしく、気分がハイになってしまいます。また、周囲にはガチな俊足ランナーが揃っており、どうしても競い合う気分に。ついつい飛ばしてしまいました。
寒い割には天気が良いため、脱水には要注意。エイドにはスポーツドリンクと水が大量に用意されていて心配なし。スポンジも何ヶ所かに準備されていました。スペシャルドリンクのテーブルがたくさんあったのが印象的。自分も準備してくれば良かったなあと、少々後悔。
24kmを過ぎ、コースが北向きに方向転換して上り坂に入った途端、とても強い向かい風が吹き付けてきました。「那須おろし」と言うそうですが、この地点から、まったく別のレースになったような錯覚にとらわれました。
前半はずっとストライド走法気味で走っており、それがズームフライとの相性も良かったのですが、上りに入ると、向かい風もあって、上手く前に進まなくなりました。
そこで、姿勢を前傾にすると共に、ピッチ走法気味に切り替えました。前傾とピッチのどちらが効いたか分かりませんが、スピードを安定させることには成功しました。
ただ、ペースは大きく落ちてしまいました。しかしながら、心拍数に大きな変動はなかったので、無理せず走れば、仕方のないペース低下だったかと思われます。
以下、高低図。24kmからの上りで、明らかにペースが変わったことがわかります。
39kmから少々ロングスパートをかけました。この辺りになると、わりと平坦になっていたはずですが、周囲のランナーは結構へばっている様子でした。
私は前半抑え気味だったのと、途中の補給を十分にしたため、39kmでもまだ余力が残っていたようです。ただ、途中途中でシャリバテの症状に襲われかけたので、ギリギリだったとは思います。
結果、この秋シーズンで初めて、3時間20分を切ることができました。ゴール後、胃が荒れて不快でしたが、無料のなめこ汁はとても美味しく、身体的に大きなダメージもなくて、爽快なゴールとなりました。
レースの後
帰りは、15時2分に那須塩原発の新幹線を予約していたので、あまり余裕がなく、そそくさと着替えて帰り支度を済ませました。
ただ、帰りのシャトルバス乗り場とゴール会場の競技場は目の前だったので、他のランナー達の様子を少しだけ見に行きました。
那須塩原駅前にて。源頼朝が那須野にて大規模な狩を行った際に使ったことにちなんだ大鍋が展示されていました。
今日もお読みいただき、ありがとうございました。
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