去る2025年11月1日(土曜日)、横浜中心部の埋め立て地にある米軍基地、横浜ノース・ドックにて開催された「横浜ノースドックラン2025」ハーフの部に参加してきました。
普段は立ち入ることができない米軍基地内を走ることができる貴重な機会。横浜駅やみなとみらいエリアから近く、アクセスも容易です。最寄りは東神奈川駅(JR、京急)で徒歩15分ほどですが、今回はウォーミングアップを兼ねて、横浜駅から徒歩でアクセス。約3.5km、40分ほどかかりました。
セキュリティチェックは厳しい!
基地に渡る橋梁には通行禁止の表示が。今日だけはランナーとその同伴者のみ入場可。橋の上からは、みなとみらいエリアが一望できます。


「United States Yokohama North Dock」の看板があるゲートから先は、決められたエリアを除いて撮影禁止。事前に郵送された参加証と所定の身分証明書(運転免許証、パスポート、マイナカード&住民票のいずれか)を提示して入場。
荷物のチェックは厳しく、米軍の兵隊さんがニコニコしながら調べてくれますが、バッグ等の中身を徹底的にまさぐられます。その後、探知器による全身のチェックを終えて、ようやく会場に向かうことが許されます。私自身、空港など他の施設で受けた経験が無いほど厳重なチェックでした。

会場の様子
会場となる芝生の広場からは撮影OK。すでに前の種目(10km)が始まっていて、カメラやビデオを構えている人々も結構いました。




この大会は、5km、10km、ハーフの順に、各種目が終わってから順にスタート。ハーフは12時スタートでしたが、当日はスケジュールが少し押していて、12時15分からスタートでした。到着した頃は結構暑く、汗だくになりながら着替えましたが、スタート時には良い感じに曇って、気温も低くなっていました。
基地内のフラットなコース
基地内の限られたエリアを使うため、コーナーやヘアピンカーブが多いコース設定となっています。5kmは1周、10kmは2周ですが、ハーフは最初に1kmちょっとのショートコース(下図の緑色)を走った後、5kmの周回コース(下図の青色)を時計回りに4周します。
エイドは、ゴールゲート付近と中間の2ヶ所、スポーツドリンクと水が提供されます。基地の建物が建ち並んだ中を走りますが、横浜ベイブリッジが見えたり、ドックに横付けされている大きな船を拝めたりと、割と景色も楽しめるようになっています。

ランナーの様子
走行中は撮影禁止のため、他のランナーが走っている様子を撮影しておきました。ドックなので、基本的には船を修理したり荷役に要する機器等を収容した建物・倉庫が並んでいる中を走ります。家族連れも結構多く、屋台も出ていて、かなり賑わっていました。





レースの結果と感想
当日は走行中の撮影ができないので、なるべく軽装にして、ガチで走ることにしました。
実は、トイレがすごく長蛇の列になっており、スタートに間に合わず、2~3分ほど遅れて走り始めました。タイムはグロスで測定されており、また、ランナーが多くて混んでいたので、その分、最初1kmのロスが多めです。
その後は、なんとかキロ5分を切るペースを維持することを意識しました。先週の横浜マラソンの後ということもあり、身体の疲労が心配されましたが、逆に刺激が入っていたようで、意外とペースを落とさずに走り切ることができました。
足元は段差があったり、少し注意を要する路面状況ではありましたが、基本的にはフラットなコースだったこと、気候が良かったこと、給水が頻繁にできたことがあり、多少無理はしましたが、結果として快適にレースを終えることができました。
北斎風のイラストが入ったタオルや完走証(ダウンロード)も目に楽しく、基地内への引込線沿いを歩きながら、気持ちよく帰宅の途に着きました。





今日もお読みいただいて、ありがとうございました!

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