ナイキ ズーム フライ(NIKE ZOOM FLY)を新しく購入してから、半年ほど経過しました。
東北・みやぎ復興マラソンに投入して以降、フルマラソンのみ12回、合計500kmちょっと走行しました。
見た目はかなり傷んで来ていますが、体感的にはそれほど劣化した感じはありません。ただ、ザムスト(ZAMST)のインソールを入れているので、その影響もあるかと思われます。
ただ、走行距離的には、そろそろ買い替え時かも知れません。そこで、実際にどのくらい劣化しているか、使用前と使用後を写真で比較してみました。
まず、底面から見たところ。ちょっと分かりづらいですが、トレッドパターン(底面の溝)が摩耗しており、黒いソール部材の一部が剥離しかけています。ホカ オネ オネ(HOKA ONE ONE)の場合と比べると、ソールの摩耗・剥離は大きめかと思われます。
次に、側面から見たところ。地面を蹴って走るため、どうしても爪先が反る傾向があります。アッパーの前部が潰れているのはそのためと思われます。また、かかと部がせり出していますが、これは、私の走法が踵から着地(ヒールストライク)する傾向が強いためと思われます。さらに、外観(ソール側面のシワ等)、形状(底部のアーチ形状の変化)、長さの関係を見ると、全体的にソールが上下に潰れて変形している様子が分かります。
次に、背面から見たところ。アッパーが左右に膨れて変形しているのが明確に分かります。また、若干ですが、ソールが潰れて左右に広がって変形している傾向が認められます。さらに、私の着地の癖によるものと思われますが、外側に傾くように変形しているのが分かります。
最後に重量。インソールを装着した状態で、使用前は250gだったのが、使用後、右は250gと変わりませんでしたが、左は247gと大きく減量していました。左のみが減ったのは、私のフォームが偏っているせいと思われます。しかし、3gもの減量は相当な擦り減り具合と言えます。写真では分かりづらいですが、左のソールが相当荒れた状態になっているのは確かです。
以上、ズーム フライが劣化する様子と共に、幸か不幸か、私のフォームの悪さも浮き彫りになってしまいました。シューズは買い替えを、フォームは矯正を、それぞれ十分に検討したいと思います。
今日もお読みいただき、ありがとうございました。
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