2025年12月6日(土)、第15回目となる伊豆大島マラソンに参加してきました。
伊豆大島には3年連続、4回目の訪問となります。これまで毎年晴天で、今回も雲が少し多めでしたが、気持ちの良い晴天でした。
伊豆大島へのアクセス
伊豆大島へのアクセスは、船(フェリーまたはジェット船)か飛行機(調布飛行場発)。
昨年は東海汽船から往復6000円「弾丸きっぷ」という破格のセットが発売されていましたが今年は無し。その代わり、大会参加者には割引券(定価から10~15%引き)が参加案内と一緒に送られてきます。
また、横浜大さん橋からの便も今年は無くなっており、横浜在住の私としては、コストを勘案して竹芝港からフェリーを選択。割引券を使うにはネットでなく東海汽船に電話予約。最安の二等船室も全て予約が必要です。
JR浜松町駅北口から徒歩10分ほどで竹芝客船ターミナルに到着。入って右手の窓口で、電話で貰った予約番号を告げるとすぐに発券。あとは切符に必要事項を記入して、出発までロビーで待ちます。出発1時間前になるとソファーがいっぱいになるので、早めの到着が吉です。
フェリーは22時発。乗船案内は21時20分から。二等船室でも区画が全て指定されており、急いで乗る必要はありません。寝るための毛布がレンタルされており、乗船後に券売機で切符を購入(一枚200円)、毛布の配布は出航後にアナウンスがあります。
船内の温度などのコンディションは快適。二等船室の区画は割と狭く、周囲はいびきをかく乗船客も多かったですが、船の心地よい振動もあって割と気持ちよく眠れました。アイマスクを持参して装着したのも良かったかも。
朝5時半には明かりが点いて、到着間近のアナウンスで目が覚めました。着岸は朝6時、到着地は岡田港です。気象状況など問題あれば、スタート地点となる元町港への着岸もある模様ですが、通常は岡田港からバスで元町港に向かいます。
岡田港ターミナルに着いたら、元町港への直行バスが何台も並んでいました。料金は370円、支払は現金かPayPayのみです。ちょうど水平線から日が昇る頃で、美しい朝焼けを拝むことができました。










スタート会場にて
元町港ターミナルの待合所内で、受付・着替え・荷物預けを行います。受付は多少混雑します。着替えは待合所の2階に簡易テントがあります。荷物預けは1階フロアにゼッケン番号をビニール袋に書いて並べます。
待合所の入り口前には、Mたかしさんが「現状打破ー!」という元気な掛け声でお出迎え。受付は西田隆維さんと和田有稀奈さんがスタッフに交じってゼッケン配布。写真撮影には成瀬拓也さんがカメラマンを買って出るなど、ゲストなのにゲストとは思えぬ細やかな働きぶりをされていて、とても感動しました。
トイレは待合所内と外にあります。結構並ぶので早めに済ませるのが吉。今回も開会式の始まりには間に合わず、すませて出たらミス大島の挨拶が始まっていました。



コースの概要
元町港ターミナルをスタート及びゴールとして、伊豆大島を時計回りに一周するコース設定。
下図はGarmin Connectから取ったマップで、コースの着色は青、緑、黄色、赤となるにつれて高度が高くなります。伊豆大島は、東側が切り立った崖、西側が比較的なだらかな地形で、12~25km地点となる東側のアップダウンの攻略がポイントです。

下図は高低差を示すコース断面図ですが、最高地点は22~23km付近の372m(GarminウォッチのGPSでは376m)、その手前の12~18km前後の厳しい登りを無理せず、22~28km前後の厳しい下りで飛ばし過ぎないことが、自滅しないコツかと思います。
また、序盤にある4~10kmのアップダウンで自重することも必要。それらを上手くクリアできたか否かは、終盤にある34~37kmの登りを余裕を残して走れたかどうかで分かります。

レースの様子
以下、撮影した写真と、それらへのコメントでもって、レースの様子をお伝えします。
序盤(スタート~10km付近)











中盤・のぼり(10~23km付近)










中盤・くだり(23~33km付近)










終盤(33km付近~ゴール)















ゴール後
ゴール後、会場では女子の表彰式が始まっていました。荷物を受け取って、そのまま「浜の湯」さんへ直行。水着着用の露天風呂は、ぬるめのお湯でしたが、疲れた身体には最適。素晴らしい眺望と共に癒してくれました。
岡田港へ向かうバスの出発時、西田さんと和田さんがお見送りをしてくれました。何となくカメラを窓外に向けていたら、和田さんがフレームに飛び込んできてくれました。サービス精神満点!
今回は、熱海港へジェット船で向かい、そこから電車でのんびり帰るルートを取ることにしました。岡田港ターミナルに到着後、熱海行きジェット船の出発まで時間があったので、待合室2階の展示室やレストラン脇の休憩所でゆっくり過ごしました。
熱海港からJR熱海駅までは、バスが出ていますが、今回は徒歩で向かうことに。距離にして約2km、結構な登り坂でしたが、温泉のパイプが張り巡らされている古い街並みを楽しめました。








厳しいコースのため、成績はもうひとつでしたが、いろいろクセになる大会。また来ようかと思っています。

今日もお読みいただいて、ありがとうございました!


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