2022年11月27日(日)、伊賀上野シティマラソン2022(三重県)ハーフマラソンの部を走って来ました。以下、そのレポートです。
※参考記事:【速報】伊賀上野シティマラソン2022を無事完走!
アクセス
ハーフマラソン参加で当日入りが間に合うのは、神戸・京都・名古屋近郊に限られます。具体的には、西は姫路、北は敦賀、東は三河安城の近辺までが、早朝発で何とか間に合うエリアとなります。
一方、最も早く始まるハーフマラソンの部は午前9時30分スタート、スタート位置への整列は午前9時10分まで。ただし、荷物預けからスタート地点までは、上野市駅(伊賀鉄道)を挟んで反対側に位置しており、現地を知らないと割と手間取るので、できれば大阪・京都・名古屋あたりに前日入りしておくのが無難です。
交通機関は、鉄道の場合、スタート会場最寄りの上野市駅(伊賀鉄道)へ、伊賀上野駅(JR)経由または伊賀神戸駅(いがかんべ、近鉄大阪線)経由で入ることになります。名古屋発ならJRと近鉄いずれも時間も料金もさほど変わりません。京都発ならJRの方が早くて安い場合が多いです。大阪発なら時間が合えば近鉄の方が早くて安いですが、京都経由の方が良い場合もあります。
いずれにせよ、時間帯に応じて選択です。ただし、いずれも近鉄特急を使わない場合です。近鉄で特急に乗るには別料金がかかります。
私は、土地勘のある関西に前泊、大阪難波から近鉄特急を利用して、当日入りしました。
伊賀神戸駅にて伊賀鉄道に乗り換え。近鉄と伊賀鉄道の駅はホームが隣接しています。現地を知らないと若干戸惑いますが、とにかく線路を渡って伊賀鉄道側へ出ます。伊賀鉄道は交通系ICカードは受け付けておらず、紙の切符を買います。券売機は線路脇と駅入口の二か所にあります。
この日は素晴らしい晴天。伊賀鉄道の沿線は美しい田園風景が続き、目を楽しませてくれました。
上野市駅に到着。すると、なにやらキャラクターの顔をしたラッピング列車が・・・。宇宙戦艦ヤマトや銀河鉄道999の原作者である松本零士氏が、忍者をイメージしてデザインされたとのことです。
上野市駅(忍者駅)周辺の様子
駅構内は狭いですが、かなりの”忍者推し”でした。駅の名前も、「上野市駅」が正式名称ですが、「忍者市駅」となっていました。
写真だと分かりづらいですが、よく見ると、ロッカーの上にも忍者が・・・ちょっと怖い・・・
駅舎には、「上野市駅」よりも、はるかに大きく「忍者市駅」の看板がかかっていました。ちなみに、上野市は市町村合併によって消滅し、今は伊賀市となっています。
駅前には、銀河鉄道999のメーテルと鉄郎の銅像が立っていました。伊賀市と銀河鉄道999は別に関係が無いようですが、松本零士氏による電車キャラクターデザインの縁、ということのようです。
駅前には、松尾芭蕉の銅像がひときわ高くそびえ建っていました。芭蕉翁は伊賀が生誕の地ということです。
レースの状況
3年ぶりのリアル開催となる本大会。とても多くのランナーたちが参加しました。良い天候の中、今や遅しとスタートを待ちます。
地元の子供たちがボランティアで給水。大声援をしてくれていました。
應感神社の鳥居前で立ち止まって撮影。交通整理のおじさんに「余裕やなあ」と言われましたが、余裕が無かったのでひと休みしたのが正直なところ・・・
多少のアップダウンはあるものの、走りやすいコースです。
折り返し地点。もう早くもへばってきました・・・
給水地点が適度にあるので、とても助かりました。
15km地点。地元の方々の声援に助けられつつ、もうひと踏ん張り!
豊かな自然に包まれての疾走ですが、余裕が無くなってきました・・・
遠くに伊賀上野城が見えて来て、あともう少し・・・と思われましたが、試練が待っていました・・・
20km手前で激坂の連続・・・! 実はそれほどの傾斜でも無かったかも知れませんが、最終盤にこれはキツイ・・・!
あと1km!・・・しかし、ここからが長い・・・!
必死の形相で何とかゴールイン・・・! ひさびさの1時間30分台でしたが、かなりの疲労。しばらく気持ち悪くて動けませんでした。
思い返してみると、激坂の周辺も、景色としては悪くなかったので、もう少し余裕を持って楽しめば良かったな、と反省しております。次は、伊賀上野城はじめ、忍者関連の施設やイベントを楽しみに来れたら、と思っています。
今日もお読みいただいて、どうもありがとうございました。
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