先にレポートした通り、先日(2018/12/9)、台北マラソン (台北市)を無事完走しました。
これが初の海外マラソン。台湾への渡航も初めて。写真もたくさん撮影したので、何回かに分けてアップしようと思います。まずは、レース前日の状況を。
台湾への渡航は、格安航空券や宿泊サイトのパックなら安く上がるのですが、気力・体力の温存も考えて、ツアーに申し込みました。
台北マラソンのツアーをしている旅行会社は何社かあったのですが、エントリーを代行してくれて、ゼッケンも代理で受け取ってくれるところを選びました。大抵のツアーは、日本語を話せるスタッフが現地案内してくれるようです。
台北マラソンのエントリーは、普通にエントリーすると抽選になりますし、RUNNETで申し込むと確実なようですが値段が高く、どうせ高いならツアーでまとめてやって貰おう、ということにしました。
ちなみに、台湾はパスポートの期限が残り1年以上ないとダメらしく、久々にパスポート更新をしました。また、マラソンツアーのパッケージだったのですが、宿泊、エントリー代行、保険が、それぞれ別会社で担当しているようで、別々の手続きが必要で結構面倒でした。
ともかく、全ての手続きを終え、当日を迎えました。不愛想(?)な入国審査を経て、松山空港に到着。
入国ロビーで、赤いジャケットが目印の現地ツアー会社のお姉さんが待っていました。このツアーでは合計13名の日本人が参加。
ホテルまでバスで送り届けてくれます。お姉さんは日本に滞在経験があるとのこと。バスに乗っている1時間弱の間中、ずっと台湾の観光案内や注意事項の説明をしてくれ、かなり参考になりました。
途中、土産物屋に立ち寄り。これはツアーのお約束。両替もそこでやってくれました。私は買い物をせず、外を少しだけ散歩。台湾の信号機は全て待ち時間が出て便利。歩行者の液晶表示が動いており、赤になる10秒前には速足になって、結構愉快でした。
公園が街中でも結構多く、しかもかなり綺麗。美観には気を遣っている様子がうかがえました。
バイク(特にスクーター)の集団が目につきました。これは台湾名物とのこと。基本的には整然と並んで走っており、運転は少々荒い感じでしたが、暴走するようなことはなさそうでした。バイク置き場も結構整備されていて、監視員が巡回しており、結構マナーに厳しい感じがしました。
ホテルにチェックインした後、ゼッケンは別の場所に自ら受け取りに行く必要がありました。地下鉄(MRT)に初めて乗車。手近な観光地は20~25台湾元(1元=約3.7~3.8円)くらいで行けて、割とお手頃です。
日本と違って、紙の切符でなく、ICチップの入ったプラスチックのコイン型チケットを購入します。これを改札口でSUICAのようにタッチして通過。降りるときは改札機のコイン挿入口のようなところに返却します。紙を処分する必要がなく、エコですね。もちろん、日本と同じく、タッチ式のカードも利用可。現地の人はたいていカードでした。
駅構内はとても綺麗。ホームドアも完備され、案内板は液晶表示になっており、日本の地下鉄よりも技術が進んでいるなあ、と感じました。
また、車内は飲食禁止で、ガムを噛むのもダメ。違反すれば罰金とのこと。加えて感心したのは、若者が率先して座席を譲っていたこと。ただ、現地ツアーのお姉さんによると、台湾人はそもそもマナーが悪く、監視カメラがあったり、席を譲らないと動画をアップされたりするから・・・、ということでした。
ゼッケンを受け取った後、せっかくなので、スタート会場を下見に。MRTは「市政府」駅で下車。スタート会場まで徒歩700メートルくらい。遠くからでも、有名な「台北101」が見えます。高さ509メートル、101階あるそうです。上層部が雲で隠れていました。
スタート会場は、台北101の足下。台北市政府の前。雨の降る中、準備が着々となされている様子でした。
会場の平面配置図。今回、ホテルで着替え、荷物も持たず、出走できる状態でスタート地点に向かうつもりだったので、あまりしっかり配置図を確認しませんでした。当日、トイレの場所を探してウロウロする羽目に・・・。
せっかくなので、台北101の中を見物して、ついでに夕食も済ませました。日本人向けの総菜屋さんみたいな食堂もあり、日本語もOK。割と美味しかったです。
ホテルに戻って、ゼッケンなどを確認。ゼッケンは胸に1枚。チップはシューズに装着する、若干古いタイプのもので、後で返却すればお金が返って来るとのこと。なお、ここでもオールスポーツのチラシが!
ホテルや公共機関は、割と日本語が通じるのですが、食事、移動、ショッピングなど、意外と言葉が通じずに苦労しました。英語と日本語と、少しだけ覚えていった中国語を、少しずつ片言で使うことになりました。
セブンイレブンとファミリーマートはやたらに多く、買い物には困りませんでしたが、言葉が通じないのは変わらず。また、クレジットカードは、ICチップ入りのタッチ式で無いと受け付けてくれない店が多く、昔ながらの磁気カード式のクレジットカードしか持って行かなかったので、これにも困りました。
日本人と分かると、みな割と親切にしてくれたのですが、慣れないこともあり、マラソン本番前に早くも気疲れしてしまいました。早めに寝床に入ったのですが、目が冴えて余り深くは眠れませんでした。本番が思いやられる前日となりました。
今日もお読みいただき、ありがとうございました。
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