石垣島マラソン(沖縄県、2018年)~南国情緒あふれる島ラン

去る2018年1月28日(日)、石垣島マラソン沖縄県)を、無事完走しました。

これでフルマラソン完走は49回目全都道府県フルマラソン完全制覇43都道府県、目標達成まであと4県となりました。

2週間ほど、発熱やマメ、それに伴ういろいろな炎症に悩まされまして、満足に練習できないで臨んだ石垣島マラソンでしたが、何とかかんとか、完走だけはできて、ホッとしております。

アクセスについて

石垣島へは、羽田からのANA直行便を利用しました。楽天トラベルのパックで宿泊含めて3.5万円ほど。行きは約3.5時間、帰りは約2.5時間と、自腹ではあるものの、出張で新幹線移動する程度の感覚で行けるのは魅力です。

石垣島空港に着陸後、「石垣島マラソンに参加のみなさま、頑張ってください」とのアナウンスがあり、機内では自然と拍手が沸き起こりました。どうも多くがマラソン目当ての乗客だったようです。

石垣島空港に到着したANA91便。

空港には「ぎばりよー」の垂れ幕が。

空港の建物の外壁。周囲の植栽も、凝った感じにデザインされていました。「南ぬ島」は「ぱいぬしま」と読むそうです。

空港からのバス移動にて

受付会場となる中央運動公園へは、空港からバスで移動。移動時間は約30分。30分毎に便があるので、意外と便利です。料金は490円。車内で両替ができます。

バスの運転手さんが、軽く観光案内をしながら走ってくれたのですが、これがとっても愉快でした。

まず最初の観光案内が、「ここがフルマラソン30km地点です」・・・。石垣島で最初の観光案内が30km地点かよ!でも、これで車内がとても和みました。

それから、「石垣島の人口は4.5万人超牛の数が3.5万頭超です。」「右手に見えるのが、日本最南端の回転寿司です。」「同じく、日本最南端の”しまむら”です。」「最近、CoCo壱もできました。」などなど、かなりオトボケなアナウンスが、次々と繰り出されました。

もちろん、真面目な観光案内も。宮良地区を通過する際には、石垣島では宮良(みやら)という名字がいちばん多いこと、石垣島で最大の河川である宮良川(みやらがわ、めーらがー)を通過する際には、流域には天然記念物のマングローブが密生していることなど、石垣島の豆知識をいろいろ教えてくれました。

空港(島東側)から石垣島の中央部を望む。

ススキのように生えているのはサトウキビ。サトウキビ畑がそこかしこに見られました。

小学校だそうです。お洒落ですねえ。

石垣島で最大の河川「宮良川」。マングローブの密生が見られます。

八重山支庁の建物。まるでホテルのような、独特のデザイン!

前日受付と宿泊

バス停から受付会場となる中央運動公園まで、早歩きで5~6分くらい。ゼッケン、参加賞のTシャツ、そして地域通貨「アトム通貨」(500円分)を受けとりました。

宿泊は、中央運動公園近くのウィークリーマンションに。石垣島の中心街に当たり、ショッピングモールのイオンあり、家電量販店のエディオンあり、ファミリーマートが何件もありと、都会とあまり変わらず、不便さは全く感じませんでした。

現地はやはり暖かく、到着時は20℃を越え、日差しも南国ならではの強さ。ただ、日が落ちてくると、それなりに肌寒くなってきました。

中央運動公園の体育館が受付会場。

体育館の中。

アトム通貨。

スタート会場にて

当日は、午前8時の時点で気温20℃超。曇り空でしたが、とても暖かだったので、ホテルで着替えを済ませて会場に向かいました。

荷物預かりは有料。サブアリーナで佐川急便が受付を担当していました。料金(500円)は後払い。

なお、シャワー室は更衣室の中にあり、有料(200円)。体育館受付横の券売機でチケットを買って、そのまま受付に渡すだけ。シャワー室内にも荷物置き場(鍵は無し)があり、シャワーの数は4つ。温水も出ます。

体育館からスタート地点までは少し歩きましたが、ランナーが多数居るので迷うことはありませんでした。

コースとレースの結果

生憎の曇り空、小雨模様でしたが、却って暑さが和らいで、意外と良いコンディションだったと思います。

コースの高低差自体は大したこと無かったと思いますが、細かいアップダウンが多く、漫然と走っていると、いつの間にか思ったより体力を奪われていた、という感じでした。

暑さで給水が心配されましたが、私設エイドがとても沢山あり、水分不足は全く心配がありませんでした。

エイドは地元の中学生が中心で運営されており、水やスポンジの手渡し、声援など、気持ちが折れそうなポイントポイントで元気を貰うことができました。

島の南半分を巡るようなコース設定ですが、思ったより海が見える区間は短かったような気がします。それでも、やはり石垣島、美しい海の風景は、とても癒しになりました。

しかしながら、15km付近で急な腹痛に襲われ、長めのトイレ休憩。35km以降は完全なエネルギー切れ。病み上がりの練習不足に、身体は正直で、全く良いところ無しでした。

ただ、35km付近でエネルギー切れを起こしてからは開き直り、残り7kmは観光気分で楽しむことに切り替え、手にしたアクションカメラで風景を撮影しながら、沿道の声援に笑顔で手を振りながら走りました。

タイムは不本意でしたが、最後の7kmを振り返ると、こういう楽しみ方もあるんだなあと、改めて発見した次第です。

コースと高低差。↓

↑GPSの実測データを「ヤマレコ」に読み込んで表示。

ラップタイム。↓

完走証。↓

完走メダル。陶器製で味があります。↓

レースの風景

以下、アクションカメラ(GoPro)で撮影した風景です。

ゴール地点となる競技場。アップするランナーが多数。

スタート地点へ向かうタイム掲示車とランナー達。

スタートゲート前。

南ぬ島空港のマスコットキャラクター「ぱいーぐる」。カンムリワシがモチーフ。

スタート直前。わかりづらいですが、ご当地ヒーロー「琉神マブヤー」も応援に駆けつけてくれました。

スタート!

スタート直後、ランナーが次第にばらけていきます。

3km付近。海が見えたので撮影。

4km付近。海が遠のいたり、近づいたり。

5km付近。サトウキビ畑が広がります。

7km付近。広々とした海が広がります。

13km付近。この辺りからしばらく海とはお別れ。

25km付近。再び海が見えてきました。

26km付近。広い平原の中、直線道路が走ります。

26km付近。わかりづらいですが、遠くに空港が見えます。

35km付近。宮良川と流域に広がるマングローブ。

39km付近。八重山支庁の建物。

40.5km付近。受付会場の体育館が見えてきました。

41km付近。中央運動公園の敷地内に戻ってきました。

41.5km付近。ゴール地点となる競技場に入ります。

42km付近。ゴールゲートは目の前!

ゴールイン!直後、ゴールゲートを振り返って撮影。

レースの後

以下、着替えてシャワーをを浴びた後、帰りの機内の様子まで、スマホで撮影。

体育館の舞台では、ギター演奏で盛り上がっていました。

帰りのバス停前にて。ゴールに向かうランナーに声援を送りながらバスを待ちます。

バスから見える海の風景。

同じく、バスから見える海の風景。

空港が近づいてきました。

「南ぬ島」石垣島空港に到着。

機内のモニター。石垣島から羽田へ向かう様子を表示。

同じく機内のモニター。石垣島が日本南西端にあることが良くわかります。

今日もお読みいただき、ありがとうございました。

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