先日、来年(2018年)開催される東京マラソンの抽選結果が発表されました。朗報、悲報、悲喜こもごもの一日だったと思います。私の周辺では、横浜、神戸、姫路城、東京と、すべて当選したという強者も。運の良い人っているんですね。うらやましい限りです。
エントリーは抽選か先着順か
最近、市民ランナーの増加に伴ってか、エントリーが抽選となる大会が増えているようです。参加者が1万人を超える大規模な大会でも、抽選倍率が数倍になることも当たり前になってきました。
一方、やはり、エントリーが先着順の大会の方が多いと思われます。私自身は、ほとんどランネット でエントリーしていますが、少なくとも東京マラソン初開催の2007年より以前は、いわゆる”クリック合戦”(先着争い、”ゼロ次関門”と呼ぶ人も)というものに直面した記憶はありませんでした。今でも、そんなに急がなくてもエントリーできる大会の方が多いと思います。
それでも、全都道府県フルマラソン完全制覇を目指すには、どうしてもクリック合戦への参加が避けられないときがあります。例えば奈良マラソンなど、その県にフルマラソン大会がひとつしか無い場合、それが人気の大会であれば、参戦することになります。
ちなみに、抽選の大会しかない県はどうしようもないですが、最近では、初出場枠、地元枠、アスリート枠、募金枠など、エントリーが有利になる枠もあるようで、私も恩恵に預かったことが何度かあります。
クリック合戦に勝つ方法
ウェブ検索すれば、クリック合戦に勝つ方法を特集したサイトやブログが結構ヒットします。なかなかマニアックに解説している記事も多いので、詳細はそれを見ていただくのが良いかと思いますが、ここでは、私が実践している方法を紹介します。
といっても大袈裟なことはなく、ひと言でいうなら、”端末2台で直前クリック”ということになります。それでここ数年、クリック合戦に負けたことはありません。
具体的には、例えばパソコン1台とスマホ1台を準備し、それぞれでランネットにログインしておき、エントリー画面にして待機します。そして、エントリー開始時刻になる直前で、エントリーボタンをクリックします。すると、待ち時間表示が暫く続きますが、運が良ければ、どちらかの端末がエントリー画面に到達します。
あとは、急いで入力項目を埋めてエントリーを完了します。特にこだわりなければ、クレジットカード番号などは予め登録しておくのが良いかと思います。
ただ、当たり前ですが、エントリー開始時刻にちゃんと待機することが必要です。案外、ちょっと油断して忘れてしまったり、仕事の都合で無理だったりしますので、意外とそこが最難関だったりするかも知れませんね。
エントリーについて想うこと
もっとも、この”直前クリック”というのが、いろんな意味で問題になるかも知れません。ランネットのシステムは頻繁に改良されているようで、最近では少しでも早いクリックは受け付けてくれない場合もあるようです。
また、端末2台(またはそれ以上)を使うというのも、サーバの負荷などを考えるとどうか、という問題もあるかと思われます。ただ、そこはランネットのシステム側で対応されているようで、その内、端末を複数使うことも、意味がなくなる可能性も考えられます。
エントリーの方法については、大会主催者側やエントリーシステム運営側でも、知恵を絞って様々な工夫をされていると想像します。正解はないと思いますが、個人的には、同じ人が同じ大会に何度も当選したり出場したりするのは避け、できるだけ多くのランナーにいろんな大会を経験して貰える環境が作れないものかと、勝手に夢想しています。
私自身は最近、クリック合戦をしなくても良い、小規模な大会を敢えて選ぶことも増えてきました。小規模な大会には、抽選になるような人気の大会や大規模な大会とはまた違った、素朴で独特の味わいがありますし、運営側やランナー同士との距離も近く、派手さはないですが癒されることが多々あります。敢えて競争を避け、マイナーな大会を巡る、そんな楽しみ方もあって良いのでは、と思う次第です。
今日もお読みいただき、ありがとうございました。
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