先日(2018/7/22)、奥比叡・仰木棚田トレイルラン大会(滋賀県)に参加して来ました。
種目はロング、28kmの予定が、先の大雨の影響で、24kmに短縮して実施されました。スタッフのみなさま、誠にご苦労様です。
季節柄、暑いのは覚悟してましたが、まさに灼熱地獄。五十余歳の身には、かなり堪えました。
コースの状況と心拍数
累積標高差1200m弱、トレランとしては緩めのコース設定。4時間くらいでゴールでき、久々のトレラン完走でした。
コースは下図の通り。21km付近で少しロストしたので、500mくらい余分に走ってます。
今回、心拍計を装着して出走。標高と心拍数のグラフは以下の通り。心拍数は140bpmくらいを狙ったのですが、130bpmを保つのが精一杯。トレランで心拍数を保つのは、結構厳しいな、と思いました。
レースの状況
当日は朝から気温が高く、最高気温は37℃まで上昇!こんな暑さでマラソンとは、正気の沙汰ではない・・・
ところが、そんな暑さの中、ショートとロングを合わせて約600名が参集!人のことは言えませんが、もの好きは居るものですねえ・・・。MCの方に「ラスト5kmは地獄が待っています」と脅され(?)ながらスタート。
ただ、「第一エイドから見る琵琶湖は絶景です」との紹介もあり、それを楽しみに走り出しました。そして第一エイドにて撮影したのが以下。確かに、素晴らしい風景が広がっていました。
厳しい登りは前半に集中しており、後半は飛ばせる下り基調のトレイル続き。19km付近までは気持ちよく快走することができました。
そして、問題のラスト5km・・・。確かに、灼熱地獄が待っていました・・・。
平坦な舗装道ですが、日陰がほぼ皆無。意外と頻繁にあったエイドで、何度も掛水をして貰ったのですが、すぐに乾いてしまい、正に”焼け石に水”。
何とか体温を下げようと、犬のように舌を出してハアハアしたり、服をパタパタしたり・・・。そんなことに意識を取られている内に、なんとコースをロスト!
この厳しいコンディションでのロストは、とてもダメージが大きかったのですが、幸い(?)にも、同じようにロストしたランナーが居て、何とか正しいコースに復帰することができました。関西弁バリバリのランナーに感謝。
ラスト1kmくらいで脚が動かなくなり、攣り出したので、徒歩を交えつつ、ホウホウの体でゴール・イン。笑顔を作る余裕のないゴールは、久々のことでした。
その後、気分が悪くなり、荷物預け所となった体育館内で、しばし横になって休息。どうやら軽い熱中症。尿意があるのに尿が出ず、明らかに脱水状態。身体へのダメージが想像以上でした。
猛暑日のマラソンを甘く見ていました。完走はできたし、トレイルは気持ちよく走れたのですが、ロストもあって、敗北感の強いレースとなってしまいました。ウェアや装備など、もっと工夫をして臨む余地がありそうです。
今日もお読みいただき、ありがとうございました。
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