納沙布岬へ~最東端ねむろシーサイドマラソンを走った後

最東端ねむろシーサイドマラソンを完走したあと、宿に戻ってひと風呂浴び、少し休憩してから、兼ねてより行ってみたかった納沙布岬へ向かいました。

交通手段は根室交通のバスを利用。根室駅前が始発、納沙布岬が終点、所要時間は45~50分程度、1日5往復出ています。私は宿に近い有磯営業所前から乗り込みました。

納沙布岬(2024年夏)

私と同じように、マラソンを走り終わったらしいランナーも同乗していました。根室半島の広大な平原や、荒々しい海の景色を楽しみながら移動。

納沙布岬(2024年夏)

納沙布岬、終点に到着。北方領土を望むことができるオーロラタワーがひときわ目立ちます。残念ながら、もう閉鎖されていて、登ることはできませんでした。

納沙布岬(2024年夏)

現地には、北方領土返還を願う石碑や表示板などが、幾つもありました。それぞれ、設置した団体などが異なるようです。

納沙布岬(2024年夏)

岬の先の方に、白い灯台が見えるので、そちらに向かいます。

納沙布岬(2024年夏)

少し海辺に降りてみました。いちおう、小さなボートくらいは出せるようですが、場所が場所なので、気軽には出航できなさそうです。

納沙布岬(2024年夏)

納沙布岬灯台。日本最東端の灯台です。中に入ることはできませんが、建物の周辺を巡ることはできます。

納沙布岬(2024年夏)

灯台の敷地から見る海。南西側。荒々しいです。

納沙布岬(2024年夏)

こちらは南東側。波の音が結構激しく、常に波しぶきが上がっている状態でした。

納沙布岬(2024年夏)

国後島方面に向かって。写真では分かりづらいですが、薄っすらと国後島の陸地が見えます。

納沙布岬(2024年夏)

納沙布岬野鳥観測舎。入って良いか迷っていましたが、おじさんが入っていったので、少し遅れて入ってみました。

納沙布岬(2024年夏)

内部には、鳥たちの写真が壁面にズラリ。無料のバードウォッチング小屋でした。双眼鏡やカメラを構えたバードウォッチャーの方々が、しっかり陣取っていました。

納沙布岬(2024年夏)

窓は開放状態で、ベンチに座りながら、海鳥などをじっくり観察できるようになっています。残念ながら、このときは鳥たちに出会うことはできませんでした。

納沙布岬(2024年夏)

そのあと、「北方館」という、北方領土に関する展示をしている歴史博物館に立ち寄りました。

ここからは、国後島歯舞群島の建造物まで見える望遠鏡が幾つか設置されていました。

納沙布岬(2024年夏)

望遠鏡の映像が液晶画面で見られます。ちょっと分かりづらいですが、たぶん、歯舞群島の水晶島にあるロシア警備隊の建物が薄っすら見えています。

納沙布岬(2024年夏)

北海道にいちばん近い北方領土である貝殻島にある灯台。納沙布岬からは3.7km。島自体が10m2ととても小さく、また、「低潮高地」といって高潮時には海面下に沈むタイプの島だそうです。

納沙布岬(2024年夏)

四島のかけ橋」。北方領土返還を願って設置されたシンボル像で、1981に完成。北方四島を4つのブロックで表現、それらが連なって大きな架け橋となって欲しい、との願いが込められているそうです。いつの日か、北方領土をマラソンで走りたいものです。

納沙布岬(2024年夏)

 

今日もお読みいただいて、ありがとうございました!

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