”五畿七道”旧国マラソン完全制覇は、先日の佐渡トキマラソン(佐渡国)で81ヶ国を制覇、完全制覇まで残り5ヶ国となりました。
※「佐渡トキマラソン2024」のレポートはこちら 。
※ 走破した旧国の内、フル以上は赤、ハーフは橙で塗りつぶしております。
※ 参加した大会名と出走年を付記しております。
佐渡ヶ島といえば、佐渡の金山。先日、ユネスコの世界文化遺産に登録されましたね。尽力された佐渡の関係者のみなさま、誠におめでとうございます。
また、佐渡ヶ島といえば古来、流刑の地としても有名。承久の変で鎌倉幕府に敗れた後鳥羽上皇の息子であり歌人でもある順徳上皇をはじめ、従来の仏教を批判しつつ精力的に布教を続けた日蓮宗の開祖である日蓮、観阿弥の長男で”幽玄の能”を完成させた世阿弥など、文化人としての側面が強い面々が流されています。
ただ、流刑と言えど、島での生活は割と自由だったようで、他の島流しでは脱走する人々も多かったようですが、佐渡ヶ島はむしろ、島の人々と交流しながら生活することが多かったようです。島への移動には妻子どころかお妾さんなども帯同でき、島への移動や生活の費用は越後国が負担するなど、刑というよりも「強制的な引っ越し」といった感があります。順徳上皇も佐渡で著した和歌や書物が多かったそうです。
今日もお読みいただき、ありがとうございました。
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