博多港から壱岐島・郷ノ浦港へ~壱岐ウルトラマラソンへ前日移動

2022年10月14日(金)、念願であった壱岐島を訪問しました。

目的は、壱岐ウルトラマラソン(50kmの部)への参加。これも、憧れのレース参戦の実現となりました。

※参考記事1:壱岐ウルトラマラソン(長崎県、2022年)〜50kmの部を快走!
※参考記事2:壱岐島・芦辺港から博多港へ~壱岐ウルトラマラソンからの帰途

本当は100kmの部に出走したかったのですが、如何せん、コロナ禍以降の練習不足と寄る年波には勝てず、完走を目標に、安全策を採りました。

壱岐ウルトラマラソンは現地受付でゼッケンを受け取る必要あり。前日受付が原則ですが、船便によっては、例外的に当日受付もしてくれます。

航空便か船便か、船便でもフェリーかジェット船か、宿泊はどうするか・・・。離島を訪問するときはいつも迷いますが、それも楽しみのひとつ。

結局、レースと同じく、いちばん安全策を採用。前日に博多港からジェット船で島へ渡り、受付後に前泊、レース後も島で連泊、レース翌日にジェット船で博多港に帰ることにしました。

なお、受付は郷ノ浦港、100kmはスタートも郷ノ浦港、50kmのスタートは芦辺港となります。郷ノ浦港から芦辺港を含む島内各地への移動は、無料のシャトルバスが出ています。

まずは、航空便で福岡空港へ。眼下に金印で有名な志賀島が見えます。

壱岐ウルトラマラソン2022

福岡空港から博多港へのアクセスは幾つかありますが、今回は地下鉄空港線中州川端駅にて下車、博多ふ頭第1ターミナルに向かってほぼ真っすぐ、徒歩で約1.6kmを移動しました。ただ、当日は日差しがあって結構暑く、バス移動すべきだったかな、と少々後悔・・・

博多ふ頭のきっぷ売場に到着すると、長蛇の列が・・・。ジェット船は事前に九州郵船(九州汽船ではないのでお間違いなく!)のサイトでネット予約ができるので安心していたのですが、窓口で紙の切符を発行して貰う必要があるとのこと。余裕を持って到着したつもりが、慌てて列の最後尾へ。結局、20分くらい並ぶことになりました。

壱岐ウルトラマラソン2022

ジェット船は全席指定ですが、いちおう、当日でもジェット船の切符は買えた模様。なお、マラソン参加者には事前に、フェリーやジェット船の割引券2割引!)が参加案内と共に送付されてきます。ジェット船をネット予約する場合、席だけ確保しておいて、支払いは現地窓口で行うのがスムーズです。

筆者はネット予約時と同時にクレジットカード決済も済ませてしまっており、窓口で改めて割引対応していただいたのですが、乗船客のみなさんが多く並んでいる中、窓口の方に要らぬ手間を取らせてしまいました・・・。

ようやく切符(往復)を獲得し、ジェットフォイルヴィーナス2」に乗船。窓口の混雑により、予定時刻を10分ほど遅れての出航となりました。

壱岐ウルトラマラソン2022

ジェットフォイルはフェリーと違って、半ば浮きながら水面を走る感じ。フェリーで2時間半近くかかるところ、ジェット船なら1時間ちょっとで到着します。

船内には売店があり、スポーツドリンクを購入したのですが、客室乗務員の方は通常でない大量の乗船客対応にてんやわんや。忙しいところ、申し訳ないことをしました・・・。

なお、全国各地を航行するジェット船は、航空機のボーイング社が開発・製造しているとのこと。シートベルトや救命胴衣を含む座席の仕様や、船内アナウンスも、飛行機と似たような感じでした。

壱岐ウルトラマラソン2022

地図では近くに見える博多港と壱岐島も、船に乗ると大海原の水平線しか見えない時間帯が結構あり、やはり遠いんだなあ、と改めて実感。それでも1時間ちょっとで島に到着。船員の方がデッキに飛び出て着岸作業する姿は、颯爽としていてカッコよかったです。

壱岐ウルトラマラソン2022

郷ノ浦港フェリーターミナルは、割と大きくて美しい施設。そこから受付会場となる壱岐の島ホールまでは、ターミナル前から大会専用の無料シャトルパスが出ています。道のりは1kmちょっとで、徒歩のランナーも若干見掛けました。

壱岐ウルトラマラソン2022

壱岐の島ホールに到着。受付は意外とあっさり完了。宿泊地であり50kmのスタート地点となる芦辺港まで無料シャトルで移動。

壱岐ウルトラマラソン2022

芦辺港近くの壱岐市ふれあい広場前に到着。すぐそばにあるファミリーマートで食事を買い込んで、宿泊拠点となる民宿「明るい農村」へ。

ファミリーマートから明るい農村までの道のりは約2.3km。高低差は地図上では115mくらい。舗装された車道沿いですが、到着時には日が沈んで暗くなり掛けていました。バス便はすでに無く、タクシーも手配可能でしたが、徒歩で移動することにしました。

荷物を背負って移動するのは少し負荷が掛かりましたが、気候は爽やかで、美しい夕焼けを眺めながら、割と楽しい散歩となりました。結果的に、これが準備運動ともなって、レースには意外と良かったかと感じております。

壱岐ウルトラマラソン2022

宿に到着する頃には真っ暗になっていました。どこから入るか迷いましたが、宿のおかみさんが素朴で親切な方で、部屋まで丁寧に案内していただきました。民宿というイメージとは違って綺麗な内装、共同ではありますがバスやトイレはビジネスホテル並み以上、キッチンや電子レンジもあって、2泊3日、とても快適に過ごすことができました。外にはEV用の充電ステーションまで設置されていました。

壱岐ウルトラマラソン2022

 

今日もお読みいただいて、どうもありがとうございました。

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