富士吉田火祭りロードレース(山梨県、2018年)~富士の裾野をワラーチで疾走

本日(2018年8月26日)、富士吉田火祭りロードレース(山梨県)に参加してきました。

いつかは出たいと思っていたこのレース。秋のマラソン・シーズンに向けた前哨戦として挑みました。

アクセスと会場

レース開始が9時半と比較的遅く、首都圏からは日帰りできます。

会場となる富士北麓公園への交通の便はあまり良くないのですが、富士吉田駅からはシャトルバスが出てます。

また、横浜や新宿からは予約制のツアーバスもあり、私はこちらを利用しました。横浜からは会場直結で5.000と、電車より安くて便利です。

バスの座席はフリー。進行方向に向かって左側がお勧め。右側だと、特に御殿場から会場に向かう東富士五湖道路では、朝日が直撃でツラかったです・・・。

大した渋滞もなく、2時間程度で到着。バスは更衣室のある体育館に横付けしてくれます。受付は、少し離れた陸上競技場まで歩きます。

意外と早く到着したため、時間を持て余し気味に。体育館で寝転がってるランナーがたくさん居たので、私も開会式まで横になりました。

天気は快晴、富士山が良く見えて、暑いのを除けば絶好のマラソン日和。スタート会場はとても暑かったですが、ランナーたちが元気に準備体操をしていました。

富士吉田火祭りロードレース(山梨県、2018年)~富士の裾野をワラーチで疾走

ハーフマラソンのスタートはバックストレート側(ゴールと反対側)。暑い中、ボランティアの中学生たちが、元気にお世話をしてくれていました。

当日のコンディションとコース

最高気温は33℃とのことで、熱中症脚の痙攣が心配されるコンディション。とにかく、レース前もレース中も水分補給に要注意。

また、このコースは結構厳しめ。標高950~1300m、高地で高低差が結構あり。途中で若干ダート(不整地)もあり。できるだけ自重しつつ、我慢のレース展開が必要です。

富士吉田火祭りロードレース(山梨県、2018年)~富士の裾野をワラーチで疾走

レースの状況

今回、ワラーチで出走。ワラーチでは自身の最長距離。脚の痙攣を心配しといて無謀かな、とも思いましたが、何事も挑戦!

富士吉田火祭りロードレース(山梨県、2018年)~富士の裾野をワラーチで疾走

ハーフは2198名がエントリー。ハーフでこんなに大勢が出走するレースは久々。

富士吉田火祭りロードレース(山梨県、2018年)~富士の裾野をワラーチで疾走

いよいよスタート!キリンさんや富士山など、キャラクターがたくさん。

富士吉田火祭りロードレース(山梨県、2018年)~富士の裾野をワラーチで疾走

しばらく狭い林道が続き、追い越しできず。今回は生足なので、踏まれないように注意しつつ走ります。

富士吉田火祭りロードレース(山梨県、2018年)~富士の裾野をワラーチで疾走

コース全般を通じて、意外と木陰が多く、暑さは思ったほど感じませんでした。むしろ、富士の裾野に広がる大自然に抱かれている感じがして、とても心地よかったです。

しばらく行くとダートに遭遇。ダートがあるのは想定してなかったので、ちょっと動揺してしまいましたが、石など蹴とばさないように注意して通過。思ったほど泥々にはなりませんでした。

富士吉田火祭りロードレース(山梨県、2018年)~富士の裾野をワラーチで疾走
富士吉田火祭りロードレース(山梨県、2018年)~富士の裾野をワラーチで疾走
富士吉田火祭りロードレース(山梨県、2018年)~富士の裾野をワラーチで疾走

苦しい登りが続く中、眼前には富士山の雄姿が!気分が盛り上がります。

富士吉田火祭りロードレース(山梨県、2018年)~富士の裾野をワラーチで疾走

途中て、同じくワラーチのランナーと遭遇。手作りだそうで、静かな走り方でスーッと抜き去って行きました。修行僧のようでカッコ良かったです。

富士吉田火祭りロードレース(山梨県、2018年)~富士の裾野をワラーチで疾走

給水には、富士吉田市の水道部が出動していました。幸い、エイドは3~4km毎にあって、紙コップも大量に。後半にはスポーツドリンクも。お蔭さまでトラブルなくレースを運ぶことができました。

富士吉田火祭りロードレース(山梨県、2018年)~富士の裾野をワラーチで疾走

最高地点(約1300m)にたどり着き、折り返しの後、長い下り坂に入ります。折り返しのコーンは富士山のデザイン。

富士吉田火祭りロードレース(山梨県、2018年)~富士の裾野をワラーチで疾走

途中で景色の開けるところも。絶景!

富士吉田火祭りロードレース(山梨県、2018年)~富士の裾野をワラーチで疾走

中の茶屋の手前で、後ろから「ワラジですか!」と声を掛けられました。まだまだ、ワラーチは珍しいようです。

富士吉田火祭りロードレース(山梨県、2018年)~富士の裾野をワラーチで疾走

最高地点から、吉田口登山道を下り、ふたつめの折り返しへ向かうところまで、長い下りが続きます。とても快適に飛ばせますが、ワラーチではやはり地面からの衝撃が厳しいです。何とか全身で衝撃を吸収するよう工夫しながら走るも、フクラハギは攣るかどうかの瀬戸際という感じ。

富士吉田火祭りロードレース(山梨県、2018年)~富士の裾野をワラーチで疾走

折り返しからは、ふたたび登り基調に。レースも終盤、疲れた身体に堪えます。とにかく我慢、ペースを落とさずリズムを維持することに集中。

富士吉田火祭りロードレース(山梨県、2018年)~富士の裾野をワラーチで疾走

ラスト1kmちょっとは、ゴールの陸上競技場まで、ふたたび下り基調に。最後はバネが無くなって、パタパタペタペタと、ワラーチのうるさい音を立てながらの走りに。

富士吉田火祭りロードレース(山梨県、2018年)~富士の裾野をワラーチで疾走

ようやくゴール。タイムは1時間50分弱。ちょっとかかり過ぎですが、夏場、標高、高低差、そしてワラーチ装着を考えると上出来かと。

富士吉田火祭りロードレース(山梨県、2018年)~富士の裾野をワラーチで疾走

コースマップ、高低差マップ、ピッチ、心拍数

GPSウォッチのデータです。心拍数はだいたい150bpmあたり、だいたい無酸素性作業閾値(AT値)付近。軽く高地トレーニングになったかも?

富士吉田火祭りロードレース(山梨県、2018年)~富士の裾野をワラーチで疾走

富士吉田火祭りロードレース(山梨県、2018年)~富士の裾野をワラーチで疾走

富士吉田火祭りロードレース(山梨県、2018年)~富士の裾野をワラーチで疾走

レースの後は、シャワー、吉田うどん、焼きそば

記録証は後日郵送とのこと。体育館に戻ってシャワー室へ。通常は有料のはずですが、受付窓口に聞くと「お金は要りませんよ」と言われました。今日はサービスなのでしょうか。有難いことです。

とにかく身体が火照っており、シャワーを浴びた後も汗が吹き出て来ます。幸い、体育館のロビーは比較的冷房が効いていて、しばらくそこで座って冷ましました。

汗が治まったところで、パンフレットに付いていた吉田うどんの無料券を持って、再び陸上競技場へ。暑い中でしたが、太麺が特徴の吉田うどんはとても旨かったです。

この富士北麓公園は、富士登山競走チャレンジ富士五湖などで何度か来ており、たいてい焼きそばを買い食いしてしまいます。今回も、吉田うどんの後は焼きそばを平らげました。

帰りのバスは、12時過ぎから乗車できたので、出発まで車内で休ませて貰いました。冷房も効いていて、ゆっくり寛ぐことができました。帰りは若干渋滞してましたが、無事に帰宅できました。

今日もお読みいただき、ありがとうございました。

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