北九州マラソン を完走した後、自己ベスト更新で浮かれたせいか、ふと、関門トンネルを見物しようと、急に思い立ちました。
アクセスを調べてみると、どうやら、門司港駅からは歩いても行けそう。身体も意外と元気。そこで、いっそのこと下関のホテルまで、関門トンネル経由で歩いて帰ることにしました。
道のりは7km超。マラソン完走後には厳しいですが、ウルトラマラソンを走ったと思えば楽な道のり。まったくの行き当たりばったりですが、とりあえず、小倉駅から門司港駅へ向かいました。
門司港駅は、とてもレトロな雰囲気に仕上げられていました。
門司港駅のほど近くにある九州鉄道記念館。
門司港の周辺は、ショッピングや歴史見物が楽しめる、綺麗な観光地になっていました。奥に見えるタワーには、展望台やショップの他、居住エリアもあるようです。
門司港の風景。港の向こうに見えるのは下関。
門司港からは、関門橋が、意外と近くに見えていました。歩いて2kmちょっと。
ノーフォーク広場を通り過ぎれば、間もなく関門橋の全景が。
関門橋のかかる下関側の対岸が見えてきます。
関門橋の全景を収めようとしましたが、近過ぎて(大き過ぎて)収まりませんでした。
関門橋の下、関門海峡を貨物船が数多く行きかっていました。
和布刈(めかり)神社の境内。壇之浦の合戦前夜、平家がここで酒宴を催した由。
和布刈神社の由来を書いた説明板。
和布刈神社の鳥居から、関門橋と関門海峡を望む。
関門トンネル人道入口に到着。人専用の関門トンネルへの入り口。
エレベータで地下へ向かいます。
トンネルは、門司側から下関側へ、一直線に伸びています。
ジョギングするランナーに3名出会いました。
人道トンネルを歩いて中程に、関門トンネルの説明板あり。
全長780m。下関まであと少し!
ようやく、下関側の出口が見えてきました。
再びエレベータで地上へ。
下関側の人道トンネル入口へ出ました。
源義経と平知盛の像。壇之浦の古戦場にて。
長州砲。お金を入れると、音を立てて煙を吹きます。
立石稲荷大明神。平家の無縁仏が祀られています。
赤間神宮。壇之浦の合戦にて、祖母である二位の尼(平時子)に抱かれて入水し、幼くして亡くなった安徳天皇が祀られています。
山本譲二さん作詞作曲の「関門海峡」の歌碑。・・・シブい。
唐戸市場。遡れば100年の歴史があるそうです。
亀山八幡宮。関門海峡鎮護の神社。山陽道の終点。
亀山八幡宮の由来の説明板と、左奥には「世界一のふぐの像」という謎の像が・・・。
下関市立の水族館である「海響館」付近には、「大政奉還150周年」の垂れ幕が。
やはり旧長州藩。維新の史跡が目白押し!
海峡交番。名前の響きに惹かれて、思わず撮影。
下関警察署(左)と海峡ゆめタワー(右)。そろそろ、足がやばいです・・・。
丘の上、日和山公園に立つ高杉晋作像。ここへ至る階段が、マラソン後の脚には相当きついです。
高杉晋作像が見下ろす下関港の風景。
下関市のマンホールのふたは、ふぐでした。
下関港国際ターミナル。外国人観光客が多く乗船待ちをしていました。
フェリーの模型と、その背後に本物のフェリーが停泊中。
関門人道トンネルの入口に置いてあった関門海峡周辺マップ。
その裏にはスタンプを押す箇所あり。門司側と下関側でひとつずつ押せば、ひとつのスタンプになるようにデザインされています。
そのスタンプを、下関駅観光案内所で示すと、人道トンネルを通った記念証が無料で貰えます。今年は開通60周年だそうで、特別記念バージョンを貰えました。
フルマラソン完走後の7km超は、クーリングダウンとしてはちょっと厳しかったですが、思わぬ観光ができて、マラソンも含め、とても充実した一日でした。
今日もお読みいただき、ありがとうございました。
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